MS-06FS ザクIIカスタム(ガルマ・ザビ専用機)
2000年2月17日 モビルスーツ
地球方面軍総司令であるガルマ・ザビ大佐専用機。
通常のF型を発展させたこのMS-06FS型は、指揮官機としての性能をより重視した設計がなされていた。
S型同様、通信用のマルチブレードアンテナを装備しており、部隊内での作戦行動指揮、支援攻撃要請、補給部隊への連絡等、様々な指示を下す指揮統率機としての役割を担っている。
ガルマ機には、さらに特殊兵装として頭部に二連装バルカン砲が追加装備されていた。
GUNDAM Explanation?
http://www.ne.jp/asahi/sh/g-explanation/より抜粋。
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GUNDAM Explanation?
http://www.ne.jp/asahi/sh/g-explanation/
通常のF型を発展させたこのMS-06FS型は、指揮官機としての性能をより重視した設計がなされていた。
S型同様、通信用のマルチブレードアンテナを装備しており、部隊内での作戦行動指揮、支援攻撃要請、補給部隊への連絡等、様々な指示を下す指揮統率機としての役割を担っている。
ガルマ機には、さらに特殊兵装として頭部に二連装バルカン砲が追加装備されていた。
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MS-06S 指揮官用ザクII(シャア・アズナブル専用機)
2000年2月16日 モビルスーツ
シャア専用ザクは、通常のザクに比べて3倍近い速度で移動すると恐れられた。
そのためシャアといえば通常の3倍と、よく言われる。
この解釈は、ホワイトベースのオペレーター、オスカー・ダブリンが、同艦に迫るシャアのザクを「一機のザクは、通常の三倍のスピードで接近」と報告したことに始まる。
「3倍の速度」を文字通りに解釈して等加速度運動の式を立てると、同じ距離の加速で3倍の速度を得る、もしくは同じ距離を3分の1の時間で移動するためには、初期状態が静止の場合、9倍の加速度が必要となる(同じ時間で3倍の速度を得る、もしくは同じ時間で3倍の距離を移動するためには3倍の加速度でよい)。
初期速度が正であれば、必要な加速度はさらに大きくなる。
もちろん、本当に3倍、あるいは9倍以上もの加速度にチューンされたザクでは、機体・パイロットとも耐久力が保つはずなく、実際は3割増し程度のスペックである。
安彦氏の新解釈でも、ルウムで他のパイロットがシャアの機動を見て「バーニア強化型でない普通の機体なのに何故あんなに速いんだ?」と驚く場面がある(しかもカラーリングや角をカスタマイズした彼の機体と同時期に、彼より階級の低い黒い三連星が高機動型ザクを受け取っている事から、シャアはわざと高機動型を避けて通常スペックの機体を選んだフシがある)。
また、例え同じスペックでも、操縦者の技量の差により、3倍程度の移動力・功績の差は必然的に現れるだろう。
「ルウム戦役でのシャアは、攻撃した戦艦をザクの脚で蹴る事によってその反動で驚異的な加速力を得ていた」と説明がなされている。
撃破した艦体は爆散の恐れもあるから、このような加速が可能になるのもシャアの危険を見極める判断力と卓越した技量あってこそといえる。
モビルスーツ戦において重要なのは、スペック的な速度差よりも、自機の視野を確保しながら効率的に移動することである。
さらに敵の視野を利用すれば、相手に3倍の速度差を感じさせる事は、十分可能であろう。
そもそも、通常の戦闘においては、周囲を索敵しながら進行するため、必ずしもスペック上の最大速度で進むわけではない。
この索敵能力にシャアがずば抜けている事が、3倍の速度差の要因ともされている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
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そのためシャアといえば通常の3倍と、よく言われる。
この解釈は、ホワイトベースのオペレーター、オスカー・ダブリンが、同艦に迫るシャアのザクを「一機のザクは、通常の三倍のスピードで接近」と報告したことに始まる。
「3倍の速度」を文字通りに解釈して等加速度運動の式を立てると、同じ距離の加速で3倍の速度を得る、もしくは同じ距離を3分の1の時間で移動するためには、初期状態が静止の場合、9倍の加速度が必要となる(同じ時間で3倍の速度を得る、もしくは同じ時間で3倍の距離を移動するためには3倍の加速度でよい)。
初期速度が正であれば、必要な加速度はさらに大きくなる。
もちろん、本当に3倍、あるいは9倍以上もの加速度にチューンされたザクでは、機体・パイロットとも耐久力が保つはずなく、実際は3割増し程度のスペックである。
安彦氏の新解釈でも、ルウムで他のパイロットがシャアの機動を見て「バーニア強化型でない普通の機体なのに何故あんなに速いんだ?」と驚く場面がある(しかもカラーリングや角をカスタマイズした彼の機体と同時期に、彼より階級の低い黒い三連星が高機動型ザクを受け取っている事から、シャアはわざと高機動型を避けて通常スペックの機体を選んだフシがある)。
また、例え同じスペックでも、操縦者の技量の差により、3倍程度の移動力・功績の差は必然的に現れるだろう。
「ルウム戦役でのシャアは、攻撃した戦艦をザクの脚で蹴る事によってその反動で驚異的な加速力を得ていた」と説明がなされている。
撃破した艦体は爆散の恐れもあるから、このような加速が可能になるのもシャアの危険を見極める判断力と卓越した技量あってこそといえる。
モビルスーツ戦において重要なのは、スペック的な速度差よりも、自機の視野を確保しながら効率的に移動することである。
さらに敵の視野を利用すれば、相手に3倍の速度差を感じさせる事は、十分可能であろう。
そもそも、通常の戦闘においては、周囲を索敵しながら進行するため、必ずしもスペック上の最大速度で進むわけではない。
この索敵能力にシャアがずば抜けている事が、3倍の速度差の要因ともされている。
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ザクII FS型(ZAKU II CUSTOM) MS-06FS
2000年2月15日 モビルスーツ
ザクII FS型は、ジオン公国軍の量産型MSである。
指揮官用カスタムタイプ・ザクIIカスタムなどとも呼ばれる。(型式番号:MS-06FS)
ガルマ・ザビ専用機としてよく知られる機体である。
従来のF型と大きく異なる点は頭部に4門のバルカン砲を装備したことで、S型が開発されるまでは主に中隊長に配備されていた(S型を扱う技量の無い指揮官が代用で用いたとの説も)。
ブレードアンテナは標準装備であり、通信機能も強化されている。
また、F型ではあるが陸上用ザクII並の地上適性能力もある。
なお、ガルマ専用機はパーソナルカラーのブラウンで塗装されていた。
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http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
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指揮官用カスタムタイプ・ザクIIカスタムなどとも呼ばれる。(型式番号:MS-06FS)
ガルマ・ザビ専用機としてよく知られる機体である。
従来のF型と大きく異なる点は頭部に4門のバルカン砲を装備したことで、S型が開発されるまでは主に中隊長に配備されていた(S型を扱う技量の無い指揮官が代用で用いたとの説も)。
ブレードアンテナは標準装備であり、通信機能も強化されている。
また、F型ではあるが陸上用ザクII並の地上適性能力もある。
なお、ガルマ専用機はパーソナルカラーのブラウンで塗装されていた。
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指揮官用ザクII(ZAKU II COMMANDER TYPE)は、ジオン公国軍の指揮官用量産型MSである(型式番号:MS-06S)。
シャア・アズナブル少佐が搭乗した機体が最も有名であり、シャア専用ザクの名で知られシャアザクと略される事も多い。
主に中隊長以上の士官が使用したため、中隊長用、士官用などとも呼ばれるほか、型式番号からS型とも呼ばれる。
F型を元に指揮官やベテランパイロット用に推力を30%増すなど細部が改修された機体である。ただし、燃料タンクの増設は行われていないため、稼働時間は短くなっている。また、指揮官用に通信能力を強化するため、ブレードアンテナが標準で装備されている。
指揮官はパーソナルカラーに塗装することを許されており、その中で特に有名なのが、シャア・アズナブル少佐が搭乗した機体である。
シャア専用機は赤い彗星の名の通り全身を赤系統で塗装している。
型式番号:MS-06S
所属:ジオン公国軍
建造:ジオニック社
頭頂高:17.5m
本体重量:56.2t
全備重量:74.5t
ジェネレーター出力:976kW
スラスター総推力:51,600kg
装甲材質:超硬スチール合金
武装:
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒートホーク 他
主な搭乗者:
シャア・アズナブル
シャア・アズナブルは、そのたぐいまれな操縦能力でザクIIの性能を限界まで引き出し、一般機(F型)と指揮官機の違いがあるとはいえ、「通常の3倍のスピード」と恐れられたほどの速さで専用機を乗りこなした。
余談ではあるが、シャアの搭乗した機体の中で、全く損傷しなかったのはこのシャア専用ザクだけである。
他にア・バオア・クー防衛ラインにおいて量産カラーの機体と戦列を組み出撃するシャア専用機に似た赤い機体の姿が見られるが、画像が小さ過ぎてこの機体がS型かは不明である。
安彦氏の新解釈ではオデッサ作戦前夜にジブラルタルでWBのガンダムやジム隊と交戦し、不意を突かれて機体が破壊された後、海に落下しそのまま機体は放棄されている。
「通常の3倍のスピード」というのはあくまでもシャアの操縦技術によるものであるという設定であった。
従って今日的解釈では「通常の3倍ぐらいに思えるスピード」というのが正しい(まともに機動性を3倍の尺度で解釈すると、本機は機動性のみガンダムすら遙かに凌駕するスーパーモビルスーツになってしまう)。
シャアは2本のスティックで自在に操っているので、他のエースパイロットでは扱えない。
一方でシャアのザクは「通常の三倍の速度を出せる性能を持っている」と解説した書籍も存在し、統一はされていない。
その他、「小隊巡航速度の3倍」という解釈なら「通常の3倍の速度」という表現はそのまま成り立つという解釈も出来る。
シャアがホワイトベース接近時のレーダーオペレーションでの会話のみに使用されていた言葉であり、レーダーで小隊単位での速度観測を「通常の速度」(小隊の移動速度は通常の軍隊で言うなら予め一定の定められた速度で移動するものである)とするなら、シャアの行う単独での全速突貫がその機体の特殊性と相まって数値的に小隊巡航速度の3倍の値で移動しているのが通例だったとするなら特に不思議な言葉ではない。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
シャア・アズナブル少佐が搭乗した機体が最も有名であり、シャア専用ザクの名で知られシャアザクと略される事も多い。
主に中隊長以上の士官が使用したため、中隊長用、士官用などとも呼ばれるほか、型式番号からS型とも呼ばれる。
F型を元に指揮官やベテランパイロット用に推力を30%増すなど細部が改修された機体である。ただし、燃料タンクの増設は行われていないため、稼働時間は短くなっている。また、指揮官用に通信能力を強化するため、ブレードアンテナが標準で装備されている。
指揮官はパーソナルカラーに塗装することを許されており、その中で特に有名なのが、シャア・アズナブル少佐が搭乗した機体である。
シャア専用機は赤い彗星の名の通り全身を赤系統で塗装している。
型式番号:MS-06S
所属:ジオン公国軍
建造:ジオニック社
頭頂高:17.5m
本体重量:56.2t
全備重量:74.5t
ジェネレーター出力:976kW
スラスター総推力:51,600kg
装甲材質:超硬スチール合金
武装:
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒートホーク 他
主な搭乗者:
シャア・アズナブル
シャア・アズナブルは、そのたぐいまれな操縦能力でザクIIの性能を限界まで引き出し、一般機(F型)と指揮官機の違いがあるとはいえ、「通常の3倍のスピード」と恐れられたほどの速さで専用機を乗りこなした。
余談ではあるが、シャアの搭乗した機体の中で、全く損傷しなかったのはこのシャア専用ザクだけである。
他にア・バオア・クー防衛ラインにおいて量産カラーの機体と戦列を組み出撃するシャア専用機に似た赤い機体の姿が見られるが、画像が小さ過ぎてこの機体がS型かは不明である。
安彦氏の新解釈ではオデッサ作戦前夜にジブラルタルでWBのガンダムやジム隊と交戦し、不意を突かれて機体が破壊された後、海に落下しそのまま機体は放棄されている。
「通常の3倍のスピード」というのはあくまでもシャアの操縦技術によるものであるという設定であった。
従って今日的解釈では「通常の3倍ぐらいに思えるスピード」というのが正しい(まともに機動性を3倍の尺度で解釈すると、本機は機動性のみガンダムすら遙かに凌駕するスーパーモビルスーツになってしまう)。
シャアは2本のスティックで自在に操っているので、他のエースパイロットでは扱えない。
一方でシャアのザクは「通常の三倍の速度を出せる性能を持っている」と解説した書籍も存在し、統一はされていない。
その他、「小隊巡航速度の3倍」という解釈なら「通常の3倍の速度」という表現はそのまま成り立つという解釈も出来る。
シャアがホワイトベース接近時のレーダーオペレーションでの会話のみに使用されていた言葉であり、レーダーで小隊単位での速度観測を「通常の速度」(小隊の移動速度は通常の軍隊で言うなら予め一定の定められた速度で移動するものである)とするなら、シャアの行う単独での全速突貫がその機体の特殊性と相まって数値的に小隊巡航速度の3倍の値で移動しているのが通例だったとするなら特に不思議な言葉ではない。
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MS-06F ザクII(ドズル・ザビ専用機)
2000年2月12日 モビルスーツ
もっとも有名なF型のカスタムタイプで、身長2mを超す巨漢であるドズル・ザビ中将が乗れるようにコクピット容積を大型化し、通常の物よりも大型のヒートホークを装備している。
また機体の淵に金色のエングレービングが施されている。
ドズルは本機に乗って前線に赴き、兵士たちを鼓舞した。
実戦に遭遇したとする記述もある。
F型とされているが、S型とする記述もある。
ルウム戦役の際にすでに実戦配備されている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
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また機体の淵に金色のエングレービングが施されている。
ドズルは本機に乗って前線に赴き、兵士たちを鼓舞した。
実戦に遭遇したとする記述もある。
F型とされているが、S型とする記述もある。
ルウム戦役の際にすでに実戦配備されている。
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MS-05 ザクI(黒い三連星専用機)
2000年2月11日 モビルスーツ
のちの黒い三連星が開戦以前より愛機としていた機体。
短い期間にダークグレー、ダークシーブルーなどの数回のカラーリング変更が確認できる。
その後の彼らはMS-06C、MS-06Sと機体を乗り換えるが、開戦後の0079年3月の教導機動大隊の特別演習ではレストアされブラック、パープル、グレーに再塗装された機体で演習に参加している。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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魂ウェブ
http://www.tamashii.jp/product.html
短い期間にダークグレー、ダークシーブルーなどの数回のカラーリング変更が確認できる。
その後の彼らはMS-06C、MS-06Sと機体を乗り換えるが、開戦後の0079年3月の教導機動大隊の特別演習ではレストアされブラック、パープル、グレーに再塗装された機体で演習に参加している。
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ザクII(ZAKU II) MS-06F
2000年2月5日 モビルスーツ
初期量産型(C型)は耐核装備が施されているため重量が重く、機動性に難があった。
そのため耐核装備を外したF型の研究・開発が行われており、一年戦争以前から一定数が生産されていた。
一年戦争初期は主に後方支援として配備されていたが、南極条約によって核兵器が使用禁止となったため本機が主力となり、一年戦争中はジオン、地球連邦両軍を通じて最も多く量産された。
その完成度の高さから、後に誕生する全てのMSの基本となっている。
単純にザク、あるいはザクIIと言った場合は本機の事を指すことが多い。
生産時期や工場の違いによりさまざまなマイナーバージョンがあり、また、さまざまなパーソナルカスタム機も存在する。
さらに、多くのバリエーションのベースとしても使用されており、サブタイプは枚挙にいとまがない。
主要武装は専用の120mmマシンガン(ザク・マシンガン)もしくは280mmバズーカ(ザク・バズーカ)を装備し、また対艦船用近接兵器のヒートホークも装備する。
さらに左肩に棘(スパイク)付きのショルダーアーマーを装備しており、格闘時にタックルなどに利用することができる。
一年戦争中の生産機数は、ザクIを含めて約8,000機といわれ、これは両軍を通して最高である。
一説に約3,000機とする説もあるが、これはF型のシリーズ全体の生産数と同じであるため、誤認であると考えられる。
ただし、ジオン公国軍が生産したMSの総数を約4,000機とする資料もある。
その優れた設計と絶大な戦果によって後のMSに多大な影響を与える事になる。
特に機動性を重視した設計や、固定兵装を持たず様々なオプション装備で汎用性を確保する等のコンセプトは後のMSのスタンダードとして定着してゆく事となる。
また、人型の兵器による白兵戦が宇宙世紀の戦争形態となる事を決定付けた機種でもある。
初期量産型同様に、頭部に隊長機を表すブレードアンテナが装備されている機体もあるが、通信機能が付加されている場合と、単なる飾りである場合がある。
この機体は汎用性が高く、オプション武器・装備も多彩で、様々な作戦環境に合わせてカスタマイズされた機体のバリエーションも多く作られている。
戦争序盤は連邦軍を圧倒したザクIIだったが、後に連邦軍がガンダムとその廉価版であるジムを開発すると旧式化が否めなくなり、戦争終盤では連邦のMSに圧倒されるようになってしまったわけである。
武装
■120mmマシンガン
主にザクが使用していたことから通称「ザク・マシンガン」と呼ばれる主要携帯兵装であるマシンガン。
薬室上部のドラムマガジンと呼ばれる円盤型弾倉から給弾される。
ザクI登場時に開発されていた105mmザク・マシンガン(型式番号:ZMP-47D 内部の僅かな改造により120?弾を使用した物もある)や120mmザク・マシンガン(型式番号:ZMP-50B)の発展型でありドラムマガジンは水平型に改められている。
型式番号は「ZMP-50D (M-120A1) 」、「ZMC38III」、「MMP-78」などいくつものパターンがあり、細部の仕様もそれぞれ異なり、これは生産会社や工場によるバリエーションであるとされる。
開発時には敵機として宇宙艦艇や宇宙戦闘機を想定していたため、破壊力を重視した榴弾や徹甲榴弾を使用する。
また、宇宙での運用が前提となっていたため、射撃時の反動を軽減するため砲弾の初速は比較的抑えられている。
そのため、地球連邦軍がMSを実戦投入すると低い貫通力という問題点が浮上することとなった。
◆◆M-120A1
最も広く使用されたタイプ。開発を請け負ったジオニック社の社内開発コード「ZMC38III」の番号も広く知られており、「ZMC38III M-120A1」と併記することが多い。
単発と連射を切り替えることが出来る。
ザク・デザートタイプの「M120AS」に発展した。装弾数は332発。
◆◆ZMP-50D
型式番号から分かるとおり、ザクIのザク・マシンガンの直系タイプ。
ドラムマガジンが右にオフセットされている。
装弾数は100発。ZMPとはザク・マシン・ピストルの略。
◆◆MMP-78
連邦軍のV計画により、対MS戦の必要性に迫られ貫通力が強化された新型マシンガン。
前期型と後期型があり、後期型ではグリップの取り付け位置とグレネードランチャー、オプションで対空弾と下から装填される専用箱型マガジンが追加されている点が異なる。
MMPとはモビルスーツ・マシンピストルの略である。
◆◆MMP-80
MMP-78ザク・マシンガンに代わる新型。
大きく前期型と後期型に分かれる。
以前より小口径(90mm)になっており、速射性と命中率がアップしている。
給弾方式が下部からの箱型弾倉に変更され、小型化により持ち運びが容易になった。
標準装備のシングルカァラム32連装ボックスマガジンの他にトリプルカァラム100連装バナナマガジンも用意され、大幅な火力増強が図られていた。
ただし、前期型には120mmのものもあったようである。
『0083』でF2型やゲルググマリーネが装備する後期型は、現実世界の銃であるMP40サブマシンガンを映画プロップ風に改造したような外見になった。
■280mmバズーカ
通称「ザク・バズーカ」と呼ばれるザクI用バズーカの発展型。
元々対艦用に開発されたバズーカであり、核弾頭の使用が前提であった。
南極条約の締結後は核兵器の使用ができなくなり威力が落ちたため、さまざまな改良型が開発されることとなり、ドムのジャイアントバズに発展した。
口径が240?の物も存在する。
複数のバリエーションがあったものと考えられる。
H&L社製。(型式番号:H&L-SB25K)
■ヒートホーク
ザクI用ヒートホーク(型式番号:HEAT HAWK Type3)の発展型。
斧の刃部分から高温を発し敵の装甲を焼き切る格闘兵器。
当初は対艦船用近接兵器であったが、後に地球連邦軍がMSを開発すると、対MS用にも転用された。
グフやザクIでも装備している姿が見られる。
ルナチタニウム製のガンダムのシールドを叩き割るなど、まともに食らえばガンダムといえど無事では済まない威力を持つ。
両刃にした「ヒートトマホーク」等、バリエーションも非常に多く、生産形態は明確ではない。
一般的なザクII用ヒートホークの型式番号は「HEAT HAWK Type5」。
後のグリプス戦役で地球連邦軍のハイザックが改良型ヒートホークを使用している事から、ビーム兵器主体の時代になってもある程度の有効性は認められていたようである(ハイザックはビーム兵器を2つ同時に使用できない)。
■クラッカー
MS用の投擲兵器。手榴弾としてMSのマニピュレーターによって、目標に直接投げつける。
クラッカーの本体には計6つの突起が付いており、それが各々の方向に爆散することで広範囲に威力を発揮する。
■シュツルム・ファウスト
使い捨ての大型弾頭ロケットランチャー。
名前を直訳すると「突撃鉄拳」。
F2型とFZ型、また『機動戦士ガンダム MS IGLOO』ではシャア専用機が使用したが、それぞれ形状が異なる。
F2型やシャア専用機が使用したタイプは第二次大戦でドイツ軍歩兵の使用した携帯無反動砲パンツァーファウストを大型化したような形状である。
そのパンツァーファウストの発展型であるパンツァーファウスト3は単なる無反動砲ではなく弾頭がロケットブースター付きとなっており、シュツルム・ファウストでも同様と思われる。
しかし無誘導兵器であるため、MSのような機動性の高い標的に命中させることは難しい。特にザク用という訳ではなく、ドムなど他のMSでも使用できる。
■脚部3連装ミサイル・ポッド
陸戦型ザク用に開発されたミサイル・ポッド。
3発のミサイルを内蔵した3連装式で、脚部のウェポンラッチに装着され手持ち武器を持ったまま使用が出来た為、副武装としてザクシリーズだけではなくグフやイフリートなど幅広く使用された。
■ZIM/M.T-K175C無反動砲(マゼラ・トップ砲)
ジオン軍の主力戦車であるマゼラ・アタックの175mm砲を取り外し、MS用の手持ち武器として改造した火砲。
本来は現地改修の非公式兵器であったが、マシンガンとバズーカの中間的用途の遠距離射撃用兵器として、意外に多くの地上部隊で使用されていた。
機体諸元:量産型ザクII(F型)
型式番号:MS-06F
所属:ジオン公国軍
建造:ジオニック社
頭頂高:17.5m
本体重量:58.1t
全備重量:73.3t
ジェネレーター出力:951kW
スラスター総推力:43,000kg
センサー有効半径:3,200m
装甲材質:超硬スチール合金
武装:
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒートホーク
ミサイルランチャー
クラッカー
主な搭乗者:ジオン公国軍一般兵士
パーソナルカスタム機
ドズル・ザビ専用機
もっとも有名なF型のカスタムタイプで、身長2mを超す巨漢であるドズル・ザビ中将が乗れるようにコクピット容積を大型化し、通常の物よりも大型のヒートホークを装備している。
また機体の淵に金色のエングレービングが施されている。
ドズルは本機に乗って前線に赴き、兵士たちを鼓舞した。実戦に遭遇したとする記述もある。
F型とされているが、S型とする記述もある。
ルウム戦役の際にすでに実戦配備されている。
アナベル・ガトー専用機
前腕部の形状が通常のものと異なるが、工場の違いによるバリエーションとされている。
塗装パターンはグリーンとブルー。
ジョニー・ライデン専用機
塗装パターンは赤(クリムゾンレッド)。
シン・マツナガ専用機
肩のスパイクアーマーと頭部に白い装飾が施されている。
フレデリック・ブラウン専用機
左肩のスパイクアーマーが黄色で塗装されている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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機動戦士ガンダム公式Web
http://www.gundam.jp/
そのため耐核装備を外したF型の研究・開発が行われており、一年戦争以前から一定数が生産されていた。
一年戦争初期は主に後方支援として配備されていたが、南極条約によって核兵器が使用禁止となったため本機が主力となり、一年戦争中はジオン、地球連邦両軍を通じて最も多く量産された。
その完成度の高さから、後に誕生する全てのMSの基本となっている。
単純にザク、あるいはザクIIと言った場合は本機の事を指すことが多い。
生産時期や工場の違いによりさまざまなマイナーバージョンがあり、また、さまざまなパーソナルカスタム機も存在する。
さらに、多くのバリエーションのベースとしても使用されており、サブタイプは枚挙にいとまがない。
主要武装は専用の120mmマシンガン(ザク・マシンガン)もしくは280mmバズーカ(ザク・バズーカ)を装備し、また対艦船用近接兵器のヒートホークも装備する。
さらに左肩に棘(スパイク)付きのショルダーアーマーを装備しており、格闘時にタックルなどに利用することができる。
一年戦争中の生産機数は、ザクIを含めて約8,000機といわれ、これは両軍を通して最高である。
一説に約3,000機とする説もあるが、これはF型のシリーズ全体の生産数と同じであるため、誤認であると考えられる。
ただし、ジオン公国軍が生産したMSの総数を約4,000機とする資料もある。
その優れた設計と絶大な戦果によって後のMSに多大な影響を与える事になる。
特に機動性を重視した設計や、固定兵装を持たず様々なオプション装備で汎用性を確保する等のコンセプトは後のMSのスタンダードとして定着してゆく事となる。
また、人型の兵器による白兵戦が宇宙世紀の戦争形態となる事を決定付けた機種でもある。
初期量産型同様に、頭部に隊長機を表すブレードアンテナが装備されている機体もあるが、通信機能が付加されている場合と、単なる飾りである場合がある。
この機体は汎用性が高く、オプション武器・装備も多彩で、様々な作戦環境に合わせてカスタマイズされた機体のバリエーションも多く作られている。
戦争序盤は連邦軍を圧倒したザクIIだったが、後に連邦軍がガンダムとその廉価版であるジムを開発すると旧式化が否めなくなり、戦争終盤では連邦のMSに圧倒されるようになってしまったわけである。
武装
■120mmマシンガン
主にザクが使用していたことから通称「ザク・マシンガン」と呼ばれる主要携帯兵装であるマシンガン。
薬室上部のドラムマガジンと呼ばれる円盤型弾倉から給弾される。
ザクI登場時に開発されていた105mmザク・マシンガン(型式番号:ZMP-47D 内部の僅かな改造により120?弾を使用した物もある)や120mmザク・マシンガン(型式番号:ZMP-50B)の発展型でありドラムマガジンは水平型に改められている。
型式番号は「ZMP-50D (M-120A1) 」、「ZMC38III」、「MMP-78」などいくつものパターンがあり、細部の仕様もそれぞれ異なり、これは生産会社や工場によるバリエーションであるとされる。
開発時には敵機として宇宙艦艇や宇宙戦闘機を想定していたため、破壊力を重視した榴弾や徹甲榴弾を使用する。
また、宇宙での運用が前提となっていたため、射撃時の反動を軽減するため砲弾の初速は比較的抑えられている。
そのため、地球連邦軍がMSを実戦投入すると低い貫通力という問題点が浮上することとなった。
◆◆M-120A1
最も広く使用されたタイプ。開発を請け負ったジオニック社の社内開発コード「ZMC38III」の番号も広く知られており、「ZMC38III M-120A1」と併記することが多い。
単発と連射を切り替えることが出来る。
ザク・デザートタイプの「M120AS」に発展した。装弾数は332発。
◆◆ZMP-50D
型式番号から分かるとおり、ザクIのザク・マシンガンの直系タイプ。
ドラムマガジンが右にオフセットされている。
装弾数は100発。ZMPとはザク・マシン・ピストルの略。
◆◆MMP-78
連邦軍のV計画により、対MS戦の必要性に迫られ貫通力が強化された新型マシンガン。
前期型と後期型があり、後期型ではグリップの取り付け位置とグレネードランチャー、オプションで対空弾と下から装填される専用箱型マガジンが追加されている点が異なる。
MMPとはモビルスーツ・マシンピストルの略である。
◆◆MMP-80
MMP-78ザク・マシンガンに代わる新型。
大きく前期型と後期型に分かれる。
以前より小口径(90mm)になっており、速射性と命中率がアップしている。
給弾方式が下部からの箱型弾倉に変更され、小型化により持ち運びが容易になった。
標準装備のシングルカァラム32連装ボックスマガジンの他にトリプルカァラム100連装バナナマガジンも用意され、大幅な火力増強が図られていた。
ただし、前期型には120mmのものもあったようである。
『0083』でF2型やゲルググマリーネが装備する後期型は、現実世界の銃であるMP40サブマシンガンを映画プロップ風に改造したような外見になった。
■280mmバズーカ
通称「ザク・バズーカ」と呼ばれるザクI用バズーカの発展型。
元々対艦用に開発されたバズーカであり、核弾頭の使用が前提であった。
南極条約の締結後は核兵器の使用ができなくなり威力が落ちたため、さまざまな改良型が開発されることとなり、ドムのジャイアントバズに発展した。
口径が240?の物も存在する。
複数のバリエーションがあったものと考えられる。
H&L社製。(型式番号:H&L-SB25K)
■ヒートホーク
ザクI用ヒートホーク(型式番号:HEAT HAWK Type3)の発展型。
斧の刃部分から高温を発し敵の装甲を焼き切る格闘兵器。
当初は対艦船用近接兵器であったが、後に地球連邦軍がMSを開発すると、対MS用にも転用された。
グフやザクIでも装備している姿が見られる。
ルナチタニウム製のガンダムのシールドを叩き割るなど、まともに食らえばガンダムといえど無事では済まない威力を持つ。
両刃にした「ヒートトマホーク」等、バリエーションも非常に多く、生産形態は明確ではない。
一般的なザクII用ヒートホークの型式番号は「HEAT HAWK Type5」。
後のグリプス戦役で地球連邦軍のハイザックが改良型ヒートホークを使用している事から、ビーム兵器主体の時代になってもある程度の有効性は認められていたようである(ハイザックはビーム兵器を2つ同時に使用できない)。
■クラッカー
MS用の投擲兵器。手榴弾としてMSのマニピュレーターによって、目標に直接投げつける。
クラッカーの本体には計6つの突起が付いており、それが各々の方向に爆散することで広範囲に威力を発揮する。
■シュツルム・ファウスト
使い捨ての大型弾頭ロケットランチャー。
名前を直訳すると「突撃鉄拳」。
F2型とFZ型、また『機動戦士ガンダム MS IGLOO』ではシャア専用機が使用したが、それぞれ形状が異なる。
F2型やシャア専用機が使用したタイプは第二次大戦でドイツ軍歩兵の使用した携帯無反動砲パンツァーファウストを大型化したような形状である。
そのパンツァーファウストの発展型であるパンツァーファウスト3は単なる無反動砲ではなく弾頭がロケットブースター付きとなっており、シュツルム・ファウストでも同様と思われる。
しかし無誘導兵器であるため、MSのような機動性の高い標的に命中させることは難しい。特にザク用という訳ではなく、ドムなど他のMSでも使用できる。
■脚部3連装ミサイル・ポッド
陸戦型ザク用に開発されたミサイル・ポッド。
3発のミサイルを内蔵した3連装式で、脚部のウェポンラッチに装着され手持ち武器を持ったまま使用が出来た為、副武装としてザクシリーズだけではなくグフやイフリートなど幅広く使用された。
■ZIM/M.T-K175C無反動砲(マゼラ・トップ砲)
ジオン軍の主力戦車であるマゼラ・アタックの175mm砲を取り外し、MS用の手持ち武器として改造した火砲。
本来は現地改修の非公式兵器であったが、マシンガンとバズーカの中間的用途の遠距離射撃用兵器として、意外に多くの地上部隊で使用されていた。
機体諸元:量産型ザクII(F型)
型式番号:MS-06F
所属:ジオン公国軍
建造:ジオニック社
頭頂高:17.5m
本体重量:58.1t
全備重量:73.3t
ジェネレーター出力:951kW
スラスター総推力:43,000kg
センサー有効半径:3,200m
装甲材質:超硬スチール合金
武装:
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒートホーク
ミサイルランチャー
クラッカー
主な搭乗者:ジオン公国軍一般兵士
パーソナルカスタム機
ドズル・ザビ専用機
もっとも有名なF型のカスタムタイプで、身長2mを超す巨漢であるドズル・ザビ中将が乗れるようにコクピット容積を大型化し、通常の物よりも大型のヒートホークを装備している。
また機体の淵に金色のエングレービングが施されている。
ドズルは本機に乗って前線に赴き、兵士たちを鼓舞した。実戦に遭遇したとする記述もある。
F型とされているが、S型とする記述もある。
ルウム戦役の際にすでに実戦配備されている。
アナベル・ガトー専用機
前腕部の形状が通常のものと異なるが、工場の違いによるバリエーションとされている。
塗装パターンはグリーンとブルー。
ジョニー・ライデン専用機
塗装パターンは赤(クリムゾンレッド)。
シン・マツナガ専用機
肩のスパイクアーマーと頭部に白い装飾が施されている。
フレデリック・ブラウン専用機
左肩のスパイクアーマーが黄色で塗装されている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
●本日のオススメサイト
機動戦士ガンダム公式Web
http://www.gundam.jp/
ザクI MS-05(ランバ・ラル専用機)
2000年2月4日 モビルスーツ
ランバ・ラルが開戦当初に乗っていた機体。
青のカラーリングで、両肩にショルダーアーマーがついている。
胸部のデザインが量産型と少し違う。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
●本日のオススメサイト
魂ウェブ
http://www.tamashii.jp/product.html
青のカラーリングで、両肩にショルダーアーマーがついている。
胸部のデザインが量産型と少し違う。
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初期量産型ザクII MS-06C
2000年2月2日 モビルスーツ
先行量産型(A型)に次いで宇宙世紀0077年9月に試作機が完成。
直ちに量産が開始されたザクIIであり、ジオン公国軍の一年戦争開始時点における主力であった。
初の制式量産型MSとして、ザクI(型式番号:MS-05、通称旧ザク)の性能をさらに向上させたのが本機である。
一年戦争の序盤戦において大艦巨砲主義を引きずる連邦軍に壊滅的な打撃を与え、ジオン軍の快進撃の立役者となった。
宇宙世紀の戦争における巨大人型兵器 モビルスーツ(MS)の優位性を決定づけた機体である。
いずれは連邦軍もMSを配備する可能性を想定し、A型に近接戦能力がないことを不安に思ったキシリア・ザビの提言により、右肩のシールドと左肩のスパイクアーマーが装備された。
さらに、携行武装としてヒートホークが追加されることとなった。
主に動力伝達系統の改良や稼働時間の向上がなされ、この機体をもってジオン公国軍は地球連邦軍に戦争を挑む事を決意した。
核攻撃を前提とした機体で、コクピット周辺の装甲裏側に放射線遮蔽液が注入され全備重量が90トンを越えていたが、後に南極条約によって核兵器の使用が禁止されるとデッドウエイトとなると判断され、耐核装備を外した量産型(F型)に移行していった。
頭部に隊長機を表すブレードアンテナが装備されている機体もあるが、通信機能が付加されている場合と、単なる飾りである場合がある。
一年戦争開始時にはまだF型はほとんど前線に出ていなかった、
一年戦争開戦時のコロニー落としをするザクはC型ということになる。
所属:ジオン公国軍
建造:ジオン公国
頭頂高:17.5m
重量:74.5t
出力:55000Hp
地上走行速度:85km/h
装甲材質:超硬スチール合金
武装:
専用マシンガン
バズーカ
ヒートホーク
主な搭乗者:ジオン公国軍一般兵士
シャア・アズナブル(中尉)専用機も存在した?
一週間戦争で搭乗した機体。
塗装パターンは赤。
ブレードアンテナはまだない。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
直ちに量産が開始されたザクIIであり、ジオン公国軍の一年戦争開始時点における主力であった。
初の制式量産型MSとして、ザクI(型式番号:MS-05、通称旧ザク)の性能をさらに向上させたのが本機である。
一年戦争の序盤戦において大艦巨砲主義を引きずる連邦軍に壊滅的な打撃を与え、ジオン軍の快進撃の立役者となった。
宇宙世紀の戦争における巨大人型兵器 モビルスーツ(MS)の優位性を決定づけた機体である。
いずれは連邦軍もMSを配備する可能性を想定し、A型に近接戦能力がないことを不安に思ったキシリア・ザビの提言により、右肩のシールドと左肩のスパイクアーマーが装備された。
さらに、携行武装としてヒートホークが追加されることとなった。
主に動力伝達系統の改良や稼働時間の向上がなされ、この機体をもってジオン公国軍は地球連邦軍に戦争を挑む事を決意した。
核攻撃を前提とした機体で、コクピット周辺の装甲裏側に放射線遮蔽液が注入され全備重量が90トンを越えていたが、後に南極条約によって核兵器の使用が禁止されるとデッドウエイトとなると判断され、耐核装備を外した量産型(F型)に移行していった。
頭部に隊長機を表すブレードアンテナが装備されている機体もあるが、通信機能が付加されている場合と、単なる飾りである場合がある。
一年戦争開始時にはまだF型はほとんど前線に出ていなかった、
一年戦争開戦時のコロニー落としをするザクはC型ということになる。
所属:ジオン公国軍
建造:ジオン公国
頭頂高:17.5m
重量:74.5t
出力:55000Hp
地上走行速度:85km/h
装甲材質:超硬スチール合金
武装:
専用マシンガン
バズーカ
ヒートホーク
主な搭乗者:ジオン公国軍一般兵士
シャア・アズナブル(中尉)専用機も存在した?
一週間戦争で搭乗した機体。
塗装パターンは赤。
ブレードアンテナはまだない。
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先行量産型ザクII MS-06A
2000年2月1日 モビルスーツ
ザクIの問題点を改修し、最初に完成したザクIIである。
元々はザクIの改良型 (MS-05C) として設計されていたが、大幅な改良が行われたため新たに「MS-06」の型式番号が与えられることになり、名称も「ザクII」となった。
宇宙世紀0077年8月に量産が開始されたが、キシリア・ザビの提言により近接戦用武装が取り入れられることとなり、宇宙世紀0077年9月からはC型ザク?に移行した。
ただし初期量産型の生産が一定の軌道に乗るまでの半年間は同時に生産されていたという。
初期量産型との大きな違いは、右肩のシールドと左肩のスパイクアーマーがなく、ザクIと同じ球形のアーマーを両肩に装備していたことである。
また、コクピットの開閉方式も異なっていたようである(旧型は中央正面にハッチがあり、パイロットがコンソールを乗り越えて乗り降りするため、モニターが汚れやすかった)。
機体の塗装パターンは当初ザクIのものをそのまま使用していたが、後にザクII独自のものに変更された。
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元々はザクIの改良型 (MS-05C) として設計されていたが、大幅な改良が行われたため新たに「MS-06」の型式番号が与えられることになり、名称も「ザクII」となった。
宇宙世紀0077年8月に量産が開始されたが、キシリア・ザビの提言により近接戦用武装が取り入れられることとなり、宇宙世紀0077年9月からはC型ザク?に移行した。
ただし初期量産型の生産が一定の軌道に乗るまでの半年間は同時に生産されていたという。
初期量産型との大きな違いは、右肩のシールドと左肩のスパイクアーマーがなく、ザクIと同じ球形のアーマーを両肩に装備していたことである。
また、コクピットの開閉方式も異なっていたようである(旧型は中央正面にハッチがあり、パイロットがコンソールを乗り越えて乗り降りするため、モニターが汚れやすかった)。
機体の塗装パターンは当初ザクIのものをそのまま使用していたが、後にザクII独自のものに変更された。
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ヅダ(ZUDAH) EMS-04orEMS-10
2000年1月30日 モビルスーツ
宇宙世紀0071年、ジオン軍当局はジオニック社、ツィマッド社、MIP社に軍事用モビルスーツの開発を委託した。
ミノフスキー粒子散布下の戦場での有視界での近接戦闘の有効性が明らかになったためだ。
これを受けツィマッド社が設計・開発したのが、得意の推進装置分野を活かし宇宙空間での機動性と推力を重視した「EMS-04ヅダ」である。
宇宙世紀0075年初頭、ジオン軍での正式採用を賭けジオニック社開発の「YMS-05ザク」とツィマッド社のヅダによるコンペティションが行われた。
ヅダは格闘性能試験・飛行性能試験それぞれにおいてザクを凌駕し、軍上層部の一部からも「ヅダ勝利」の声が上がっていたが、ヅダは飛行性能試験の場で空中分解事故を起こし機体を喪失、パイロットが死亡してしまう。
大推力、大加速、AMBACシステムを併用した急激な方向転換で機体構造に大きな負荷がかかったのが原因であった。
また、一機あたりの生産コストがザクの1.8倍近くもあり、国力・資源にも限界のあるジオンにとっては軽視できない問題だった。
選考の結果、コストも安く信頼性・汎用性が高いザクが正式採用・量産化が決定された(このコンペについては、ジオニック社と政権の癒着や工作があるともいわれているが定かではない)。
だが、ザクの量産開始後もヅダの開発中止命令は出ず、一年戦争が勃発し戦場が地上に移ってからもヅダの開発は進められた。
オデッサの戦いの直前の10月、すでに正式採用が決定していた新型エンジン(通称「土星エンジン」。ドム及びリック・ドムにも採用された)に改装し、新世代の素材、制御システムを採用したEMS-10ヅダが完成した。
しかしこれは、戦況が逼迫しつつあるジオン公国軍の自軍に対する戦意高揚及び地球連邦軍に対する欺瞞、すなわちプロパガンダであり、実際のEMS-10はEMS-04の外装を交換しただけで機体性能は全く変わっていなかった。
そのため、機体出力を限界まで上げると空中分解を起こす欠陥もそのまま引き継がれていた。
また、隊長機と2・3号機、予備機はそれぞれ頭部パーツに若干違いがある。
完成した新型ヅダ(EMS-10)は最終評価試験のため、第603技術試験隊所属の支援艦「ヨーツンヘイム」にテストパイロットのジャン・リュック・デュバル少佐とともに予備機を含め4機が配属されるが、評価試験において命令を無視した(とされる)3番機がエンジンの暴走を起こし空中分解、機体とテストパイロットのオッチナン・シェル中尉を失う。
これによりEMS-10はEMS-04と殆ど同一であったことに加え、本来なら軍上層部とツィマッド社の機密事項であるはずの情報が地球連邦軍に筒抜けであったことが連邦のプロパガンダ放送によって露呈したことにより、オリヴァー・マイ技術中尉らは試験の続行は危険と判断し試験中断と判断を下す。
しかしその折、オデッサ作戦で地上を追われた多数の友軍が宇宙空間へと敗走してくる。これら友軍機のほとんどは陸戦用兵器であったため、ボール相手に反撃すらままならず一方的に撃破されていく。
この状況を目の当たりにしたモニク・キャディラック特務大尉は、独断により評価試験の再開を名目とした友軍の救援作戦に参画する。
救援作業を2番機と予備機に任せ、陽動に徹するデュバル少佐の1番機は、ボール2個小隊(6機)のうち少なくとも4機を撃破、更に加勢に現われたジム6機のうち2機を撃破する。
その後、ジムを戦場から引き離すべく高速移動を敢行して残り4機のうち3機を空中分解させる(残りの1機は、エンジントラブルで離脱したところを追撃してきた予備機によって撃破される)が、結果として1番機もエンジンの暴走から空中分解し、デュバル少佐も戦死した。
その後ジオン本国からの入電により評価試験の中止、並びに残った2番機と予備機をヨーツンヘイム護衛のための搭載機として運用する旨が決定されたが、これは複数の空中分解事故を鑑みたことによる事実上の「不採用決定通知」であり、護衛機転用の名を借りた廃棄処分でもあった。
しかし最終決戦となったア・バオア・クー攻防戦にて予備機が左腕を破損した程度で、2機とも終戦まで残存していた。
なお、キャディラック特務大尉が予備機のパイロットを務めたことは確かなのだが、彼女がヨーツンヘイムに乗艦している状態で予備機が出撃しているシーンが幾つか見られるため、別のMSパイロットがヨーツンヘイムに乗艦しており、ヅダ予備機で出撃していたことになる。
型式番号:EMS-04 / EMS-10
所属:ジオン公国軍
建造:ツィマッド社
頭頂高:17.3m
本体重量:61t
ジェネレーター出力:1150kW
スラスター総推力:58,700kg
武装:
120mmザクマシンガン
280mmザクバズーカ
シュツルム・ファウスト
ヒートホーク
135mm対艦ライフル
シールド(白兵戦用ピック装備)
主な搭乗者:
ジャン・リュック・デュバル(1番機)
ヒデト・ワシヤ(2番機)
オッチナン・シェル(3番機)
モニク・キャディラック(予備機)
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ガムの玩具店
http://cms.or.tp/~gamu/
ミノフスキー粒子散布下の戦場での有視界での近接戦闘の有効性が明らかになったためだ。
これを受けツィマッド社が設計・開発したのが、得意の推進装置分野を活かし宇宙空間での機動性と推力を重視した「EMS-04ヅダ」である。
宇宙世紀0075年初頭、ジオン軍での正式採用を賭けジオニック社開発の「YMS-05ザク」とツィマッド社のヅダによるコンペティションが行われた。
ヅダは格闘性能試験・飛行性能試験それぞれにおいてザクを凌駕し、軍上層部の一部からも「ヅダ勝利」の声が上がっていたが、ヅダは飛行性能試験の場で空中分解事故を起こし機体を喪失、パイロットが死亡してしまう。
大推力、大加速、AMBACシステムを併用した急激な方向転換で機体構造に大きな負荷がかかったのが原因であった。
また、一機あたりの生産コストがザクの1.8倍近くもあり、国力・資源にも限界のあるジオンにとっては軽視できない問題だった。
選考の結果、コストも安く信頼性・汎用性が高いザクが正式採用・量産化が決定された(このコンペについては、ジオニック社と政権の癒着や工作があるともいわれているが定かではない)。
だが、ザクの量産開始後もヅダの開発中止命令は出ず、一年戦争が勃発し戦場が地上に移ってからもヅダの開発は進められた。
オデッサの戦いの直前の10月、すでに正式採用が決定していた新型エンジン(通称「土星エンジン」。ドム及びリック・ドムにも採用された)に改装し、新世代の素材、制御システムを採用したEMS-10ヅダが完成した。
しかしこれは、戦況が逼迫しつつあるジオン公国軍の自軍に対する戦意高揚及び地球連邦軍に対する欺瞞、すなわちプロパガンダであり、実際のEMS-10はEMS-04の外装を交換しただけで機体性能は全く変わっていなかった。
そのため、機体出力を限界まで上げると空中分解を起こす欠陥もそのまま引き継がれていた。
また、隊長機と2・3号機、予備機はそれぞれ頭部パーツに若干違いがある。
完成した新型ヅダ(EMS-10)は最終評価試験のため、第603技術試験隊所属の支援艦「ヨーツンヘイム」にテストパイロットのジャン・リュック・デュバル少佐とともに予備機を含め4機が配属されるが、評価試験において命令を無視した(とされる)3番機がエンジンの暴走を起こし空中分解、機体とテストパイロットのオッチナン・シェル中尉を失う。
これによりEMS-10はEMS-04と殆ど同一であったことに加え、本来なら軍上層部とツィマッド社の機密事項であるはずの情報が地球連邦軍に筒抜けであったことが連邦のプロパガンダ放送によって露呈したことにより、オリヴァー・マイ技術中尉らは試験の続行は危険と判断し試験中断と判断を下す。
しかしその折、オデッサ作戦で地上を追われた多数の友軍が宇宙空間へと敗走してくる。これら友軍機のほとんどは陸戦用兵器であったため、ボール相手に反撃すらままならず一方的に撃破されていく。
この状況を目の当たりにしたモニク・キャディラック特務大尉は、独断により評価試験の再開を名目とした友軍の救援作戦に参画する。
救援作業を2番機と予備機に任せ、陽動に徹するデュバル少佐の1番機は、ボール2個小隊(6機)のうち少なくとも4機を撃破、更に加勢に現われたジム6機のうち2機を撃破する。
その後、ジムを戦場から引き離すべく高速移動を敢行して残り4機のうち3機を空中分解させる(残りの1機は、エンジントラブルで離脱したところを追撃してきた予備機によって撃破される)が、結果として1番機もエンジンの暴走から空中分解し、デュバル少佐も戦死した。
その後ジオン本国からの入電により評価試験の中止、並びに残った2番機と予備機をヨーツンヘイム護衛のための搭載機として運用する旨が決定されたが、これは複数の空中分解事故を鑑みたことによる事実上の「不採用決定通知」であり、護衛機転用の名を借りた廃棄処分でもあった。
しかし最終決戦となったア・バオア・クー攻防戦にて予備機が左腕を破損した程度で、2機とも終戦まで残存していた。
なお、キャディラック特務大尉が予備機のパイロットを務めたことは確かなのだが、彼女がヨーツンヘイムに乗艦している状態で予備機が出撃しているシーンが幾つか見られるため、別のMSパイロットがヨーツンヘイムに乗艦しており、ヅダ予備機で出撃していたことになる。
型式番号:EMS-04 / EMS-10
所属:ジオン公国軍
建造:ツィマッド社
頭頂高:17.3m
本体重量:61t
ジェネレーター出力:1150kW
スラスター総推力:58,700kg
武装:
120mmザクマシンガン
280mmザクバズーカ
シュツルム・ファウスト
ヒートホーク
135mm対艦ライフル
シールド(白兵戦用ピック装備)
主な搭乗者:
ジャン・リュック・デュバル(1番機)
ヒデト・ワシヤ(2番機)
オッチナン・シェル(3番機)
モニク・キャディラック(予備機)
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ザクI(ZAKU I) MS-05B
2000年1月29日 モビルスーツ
ザクIは、ジオン公国軍の量産型モビルスーツ。(型式番号:MS-05B)
俗にザクといえば本機を改良したザクIIを指すことが多いため旧ザクとも呼ばれる。
カラーリングは主に藍色と濃緑色。 (注:「I」は、ローマ数字の1である)
ジオン公国軍は地球連邦軍との開戦に向けて本格的な軍事用モビルスーツの開発を決定した。
量産型モビルスーツの制式採用に際して競作が行われた。
ジオニック社は先に開発した試作機 (MS-04) を大幅に改良、量産化を見据えて装備類を簡略化したザク (YMS-05) を提出した。
一方、ツィマッド社はそれよりも高性能なヅダを開発したが、トライアル中に空中分解事故が発生、その結果安定した性能を発揮したザクIが採用された(この決定にはジオニック社の政治的な働きも関わっていると噂されている)。
ザクは宇宙世紀0074年2月に試作機が完成、翌年7月に量産化が決定し、8月には1号機がロールアウトしている。
開発にはジオニック社からジオン公国軍に佐官待遇で出向したエリオット・レムが携わっている。
宇宙世紀0075年11月には初期生産型 (MS-05A) 27機によって教導大隊が編成、グラナダに配備され、開戦に向けての搭乗員育成や戦技研究、各種試験が行われ、モビルスーツという兵器体系を確立した。
このデータを基にコクピット、装甲材質などの一部改良を施され、MS-05Bとして本格的な量産化(総生産数793機)が行われた。
しかし機体各部の動力パイプを全て装甲内へと内蔵式としたことやジェネレーター出力の低さから十分な運動性能を発揮することができず、軍(特にキシリア・ザビ)はこの機体の性能と生産性をより向上させたタイプの開発を要求する。
その結果完成したのが出力向上と冷却装置の強化、それに伴い性能全般が向上したMS-06ザクIIであった(この機体と区別するためMS-05はザクIと呼ばれるようになった)。
開戦時には一部をザクIIと入れ替えた部隊があったものの、生産されたほぼ全ての機体が実戦参加をしている。
しかしながらザクIIが主力として大量生産・配備されると、機動性の異なるザクIとの混成部隊を編成するのは難しくなった。
そのため、ザクIはルウム戦役以降は艦隊決戦後のコロニー内の制圧や、後に補給作業などの二線級任務に回されることとなった。
しかし、大戦後期になってもザクIを継続して愛用したベテランパイロットもまた多く、最終決戦の舞台となったア・バオア・クーでも新鋭機と共に配備され、実戦参加している。
高性能だがコスト高により採用が見送られたMS-04の代わりとして量産され、ミノフスキー博士の亡命を巡っての連邦モビルスーツ部隊との衝突「雨の海海戦」において、MS-04・1機を含む5機をもって、ガンキャノン初期型2個中隊を壊滅させる一方的大勝利を収めた。
これは他の兵器を火力支援することを目的に設計されたガンキャノンに対し、同じモビルスーツを接近戦で駆逐することを目的としたザクの設計思想の勝利でもあった。
もっとも、ランバ・ラル、シャア・アズナブル、黒い三連星といった後のエースパイロットたちによって隊が編成されていたことも大きな勝因であった。
この後、MS-06の配備後もハッテ(サイド2)制圧・ブリティッシュ作戦やルウム戦役にも参加している。
ハモンたちラル隊残党を支援するため、情報部のタチ中尉が調達し自ら乗り込んだのもこのザクIであるが、ガンタンクに撃たれ破壊された。
補給部隊の老兵ガデムも自分の補給艦(パプア)を護衛するためにこの機体に乗って出撃する。
補給活動にも手を貸し、任務自体は成し遂げるも補給艦は沈没。
そのまま手持ち武器を持たずに肩から突進するなど肉弾戦でアムロ・レイの乗るガンダムに攻撃を仕掛けるが、モビルスーツの操縦もろくに慣れていないはずのアムロに撃破されてしまう。
ここは新旧のモビルスーツ、そしてパイロットの世代交代を思わせるところでもある。
一年戦争末期、ア・バオア・クーにおいても、ザク・マシンガンを持って立っている機体が見られるため、旧式にもかかわらず一年戦争最後期まで使われていたことがわかる。
型式番号:MS-05B
所属:ジオン公国軍
建造:ジオニック社
頭頂高:17.5m
本体重量:50.3t
全備重量:65.0t
ジェネレーター出力:899kW
スラスター総推力:40,700kg
センサー有効半径:2,900m
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:ガデム、ランバ・ラル、黒い三連星、エリオット・レム、ジオン公国軍一般兵
武装:105mmマシンガン
ザクI専用に開発された電気作動方式のマシンガン(型式番号:ZMP-47D)。
試作型のものとは異なり、ドラム式マガジン(装弾数145発)は横付けとなっている。
宇宙空間での使用を前提として開発されたため、重力下での使用では給弾に不具合が発生する恐れが生じた。
マガジンのレイアウトにも操作面での問題点を抱えていた。これは開発当初は口径105mmの砲弾であったが、開戦直前にはより高い攻撃力が求められ口径120mmへとボアアップされている。
武装:280mmバズーカ
対艦攻撃用装備。開戦当初は核弾頭も用いられた。射出の際、反動で肩関節へ負荷が掛かることがあったため、右肩部にはバズーカラックが増設されている。
武装:ヒートホーク
白兵戦用装備。開戦当初は対MSより、敵の艦や戦闘機に肉薄した際に使用された。これはザクIIでも継続して採用されている。
ザクIの標準装備は以上であるが、ザクIIのシールドを流用したスパイクシールドやシュツルムファウストなども使用されている。
武装:クラッカー
バリエーション
MS-05A ザクI(前期生産型)
ザクIの初期型として生産された機体。訓練用に27機生産された。
一般に知られているものとはカラーリングが異なっている。
MS-05B ザクI
生産ラインに乗ったという意味での初の実戦型量産機。
MS-05L ザクI・スナイパータイプ
旧式化したザクIを長距離狙撃用に改修した機体。
MS-05 ザクI(コロニー制圧戦仕様)
ブリティッシュ作戦の為、海兵隊がコロニー制圧用としてGGガス弾を装備したザク?。
主な搭乗者はシーマ・ガラハウ。
ランド・ザック
戦後民間で改修された農地開拓用のザクI。地面を耕すためのドリルとスコップを装備している。
パーソナルカスタム機
MS-05 ザクI(ランバ・ラル専用機)
ランバ・ラルが開戦当初に乗っていた機体。
青のカラーリングで、両肩にショルダーアーマーがついている。
胸部のデザインが量産型と少し違う。
MS-05 ザクI(シャア・アズナブル専用機)
ミノフスキー博士の亡命を巡っての連邦モビルスーツ部隊との衝突「雨の海海戦」において、シャアの乗った機体。
やはり、赤のカラーリングである。
MS-05 ザクI(黒い三連星専用機)
のちの黒い三連星が開戦以前より愛機としていた機体。
短い期間にダークグレー、ダークシーブルーなどの数回のカラーリング変更が確認できる。
その後の彼らはMS-06C、MS-06Sと機体を乗り換えるが、開戦後の0079年3月の教導機動大隊の特別演習ではレストアされブラック、パープル、グレーに再塗装された機体で演習に参加している。
MS-05 ザクI(ゲラート・シュマイザー専用機)
量産型ザクIと違い両肩にショルダーアーマーを装着している。
白のカラーリング。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
●本日のオススメサイト
機動戦士ガンダム公式Web
http://www.gundam.jp/
俗にザクといえば本機を改良したザクIIを指すことが多いため旧ザクとも呼ばれる。
カラーリングは主に藍色と濃緑色。 (注:「I」は、ローマ数字の1である)
ジオン公国軍は地球連邦軍との開戦に向けて本格的な軍事用モビルスーツの開発を決定した。
量産型モビルスーツの制式採用に際して競作が行われた。
ジオニック社は先に開発した試作機 (MS-04) を大幅に改良、量産化を見据えて装備類を簡略化したザク (YMS-05) を提出した。
一方、ツィマッド社はそれよりも高性能なヅダを開発したが、トライアル中に空中分解事故が発生、その結果安定した性能を発揮したザクIが採用された(この決定にはジオニック社の政治的な働きも関わっていると噂されている)。
ザクは宇宙世紀0074年2月に試作機が完成、翌年7月に量産化が決定し、8月には1号機がロールアウトしている。
開発にはジオニック社からジオン公国軍に佐官待遇で出向したエリオット・レムが携わっている。
宇宙世紀0075年11月には初期生産型 (MS-05A) 27機によって教導大隊が編成、グラナダに配備され、開戦に向けての搭乗員育成や戦技研究、各種試験が行われ、モビルスーツという兵器体系を確立した。
このデータを基にコクピット、装甲材質などの一部改良を施され、MS-05Bとして本格的な量産化(総生産数793機)が行われた。
しかし機体各部の動力パイプを全て装甲内へと内蔵式としたことやジェネレーター出力の低さから十分な運動性能を発揮することができず、軍(特にキシリア・ザビ)はこの機体の性能と生産性をより向上させたタイプの開発を要求する。
その結果完成したのが出力向上と冷却装置の強化、それに伴い性能全般が向上したMS-06ザクIIであった(この機体と区別するためMS-05はザクIと呼ばれるようになった)。
開戦時には一部をザクIIと入れ替えた部隊があったものの、生産されたほぼ全ての機体が実戦参加をしている。
しかしながらザクIIが主力として大量生産・配備されると、機動性の異なるザクIとの混成部隊を編成するのは難しくなった。
そのため、ザクIはルウム戦役以降は艦隊決戦後のコロニー内の制圧や、後に補給作業などの二線級任務に回されることとなった。
しかし、大戦後期になってもザクIを継続して愛用したベテランパイロットもまた多く、最終決戦の舞台となったア・バオア・クーでも新鋭機と共に配備され、実戦参加している。
高性能だがコスト高により採用が見送られたMS-04の代わりとして量産され、ミノフスキー博士の亡命を巡っての連邦モビルスーツ部隊との衝突「雨の海海戦」において、MS-04・1機を含む5機をもって、ガンキャノン初期型2個中隊を壊滅させる一方的大勝利を収めた。
これは他の兵器を火力支援することを目的に設計されたガンキャノンに対し、同じモビルスーツを接近戦で駆逐することを目的としたザクの設計思想の勝利でもあった。
もっとも、ランバ・ラル、シャア・アズナブル、黒い三連星といった後のエースパイロットたちによって隊が編成されていたことも大きな勝因であった。
この後、MS-06の配備後もハッテ(サイド2)制圧・ブリティッシュ作戦やルウム戦役にも参加している。
ハモンたちラル隊残党を支援するため、情報部のタチ中尉が調達し自ら乗り込んだのもこのザクIであるが、ガンタンクに撃たれ破壊された。
補給部隊の老兵ガデムも自分の補給艦(パプア)を護衛するためにこの機体に乗って出撃する。
補給活動にも手を貸し、任務自体は成し遂げるも補給艦は沈没。
そのまま手持ち武器を持たずに肩から突進するなど肉弾戦でアムロ・レイの乗るガンダムに攻撃を仕掛けるが、モビルスーツの操縦もろくに慣れていないはずのアムロに撃破されてしまう。
ここは新旧のモビルスーツ、そしてパイロットの世代交代を思わせるところでもある。
一年戦争末期、ア・バオア・クーにおいても、ザク・マシンガンを持って立っている機体が見られるため、旧式にもかかわらず一年戦争最後期まで使われていたことがわかる。
型式番号:MS-05B
所属:ジオン公国軍
建造:ジオニック社
頭頂高:17.5m
本体重量:50.3t
全備重量:65.0t
ジェネレーター出力:899kW
スラスター総推力:40,700kg
センサー有効半径:2,900m
装甲材質:超硬スチール合金
主な搭乗者:ガデム、ランバ・ラル、黒い三連星、エリオット・レム、ジオン公国軍一般兵
武装:105mmマシンガン
ザクI専用に開発された電気作動方式のマシンガン(型式番号:ZMP-47D)。
試作型のものとは異なり、ドラム式マガジン(装弾数145発)は横付けとなっている。
宇宙空間での使用を前提として開発されたため、重力下での使用では給弾に不具合が発生する恐れが生じた。
マガジンのレイアウトにも操作面での問題点を抱えていた。これは開発当初は口径105mmの砲弾であったが、開戦直前にはより高い攻撃力が求められ口径120mmへとボアアップされている。
武装:280mmバズーカ
対艦攻撃用装備。開戦当初は核弾頭も用いられた。射出の際、反動で肩関節へ負荷が掛かることがあったため、右肩部にはバズーカラックが増設されている。
武装:ヒートホーク
白兵戦用装備。開戦当初は対MSより、敵の艦や戦闘機に肉薄した際に使用された。これはザクIIでも継続して採用されている。
ザクIの標準装備は以上であるが、ザクIIのシールドを流用したスパイクシールドやシュツルムファウストなども使用されている。
武装:クラッカー
バリエーション
MS-05A ザクI(前期生産型)
ザクIの初期型として生産された機体。訓練用に27機生産された。
一般に知られているものとはカラーリングが異なっている。
MS-05B ザクI
生産ラインに乗ったという意味での初の実戦型量産機。
MS-05L ザクI・スナイパータイプ
旧式化したザクIを長距離狙撃用に改修した機体。
MS-05 ザクI(コロニー制圧戦仕様)
ブリティッシュ作戦の為、海兵隊がコロニー制圧用としてGGガス弾を装備したザク?。
主な搭乗者はシーマ・ガラハウ。
ランド・ザック
戦後民間で改修された農地開拓用のザクI。地面を耕すためのドリルとスコップを装備している。
パーソナルカスタム機
MS-05 ザクI(ランバ・ラル専用機)
ランバ・ラルが開戦当初に乗っていた機体。
青のカラーリングで、両肩にショルダーアーマーがついている。
胸部のデザインが量産型と少し違う。
MS-05 ザクI(シャア・アズナブル専用機)
ミノフスキー博士の亡命を巡っての連邦モビルスーツ部隊との衝突「雨の海海戦」において、シャアの乗った機体。
やはり、赤のカラーリングである。
MS-05 ザクI(黒い三連星専用機)
のちの黒い三連星が開戦以前より愛機としていた機体。
短い期間にダークグレー、ダークシーブルーなどの数回のカラーリング変更が確認できる。
その後の彼らはMS-06C、MS-06Sと機体を乗り換えるが、開戦後の0079年3月の教導機動大隊の特別演習ではレストアされブラック、パープル、グレーに再塗装された機体で演習に参加している。
MS-05 ザクI(ゲラート・シュマイザー専用機)
量産型ザクIと違い両肩にショルダーアーマーを装着している。
白のカラーリング。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
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プロトタイプ・ザク(PROTOTYPE ZAKU)
2000年1月24日 モビルスーツ
プロトタイプ・ザク(型式番号:MS-04)は、ジオン公国軍の試作型モビルスーツである。
一説によれば初めて核融合炉を搭載したとされる。
搭載している核融合炉はZAS社のZAS-X7試作型。
ランバ・ラルが搭乗し、史上初のモビルスーツによる戦闘が行われた。
型式番号 MS-04
建造:ジオニック社、ズム・シティ工廠
頭頂高:17.5m
本体重量:57.4t
全備重量:72.5t
ジェネレーター型式:ZAS-X7
ジェネレーター出力:953kW
スラスター総推力:43,000kg
装甲材質:超硬スチール合金
武装:100mmマシンガン
主な搭乗者:エリオット・レム、ミオン・ホシオカ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
●本日のオススメサイト
GGB ジオン公国専門店
http://bb8390.blog40.fc2.com/
一説によれば初めて核融合炉を搭載したとされる。
搭載している核融合炉はZAS社のZAS-X7試作型。
ランバ・ラルが搭乗し、史上初のモビルスーツによる戦闘が行われた。
型式番号 MS-04
建造:ジオニック社、ズム・シティ工廠
頭頂高:17.5m
本体重量:57.4t
全備重量:72.5t
ジェネレーター型式:ZAS-X7
ジェネレーター出力:953kW
スラスター総推力:43,000kg
装甲材質:超硬スチール合金
武装:100mmマシンガン
主な搭乗者:エリオット・レム、ミオン・ホシオカ
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GGB ジオン公国専門店
http://bb8390.blog40.fc2.com/
ジオン公国軍の試作型モビルスーツ。MS-04プロトタイプ・ザクの試作機である。
この頃はまだザクという名称はつけられていない。
ジオニック社の下請けの重機製造会社ホシオカに製造を依頼された作業機器の試作品。
後のザクとなる機体で、初の熱核反応炉を搭載した、独立稼動機器である。
これまで、このような巨大な人型の機械は製造された記録がない。
そのため、製造に関しては部品を作るための機械から作らねばならず、ほかにもこの時代の融合炉には無くてはならないミノフスキー粒子がもたらした弊害、画期的な新型システムAMBACに対応するOSのバグなど、数多くの障害を乗り越え建造されたもの。
全部で2機作られた。カラーリングは山吹色。
型式番号:MS-04
設計:ジオニック社
建造:ホシオカ
頭頂高:17.5m
本体重量:31.2t
総重量:57.4t
全備重量:72.5t
ジェネレーター型式:ZAS-X7
ジェネレーター出力:953kW
出力(馬力):6,100Hp(約4,500kW)
スラスター総推力:43,000kg
180°ターン時間:3.8秒
装甲材質:超硬スチール合金
歩行最高速度:120km/h
作動温度:-85℃〜600℃
生命維持限界稼動時間:168時間
主な搭乗者:ミオン・ホシオカ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。
この頃はまだザクという名称はつけられていない。
ジオニック社の下請けの重機製造会社ホシオカに製造を依頼された作業機器の試作品。
後のザクとなる機体で、初の熱核反応炉を搭載した、独立稼動機器である。
これまで、このような巨大な人型の機械は製造された記録がない。
そのため、製造に関しては部品を作るための機械から作らねばならず、ほかにもこの時代の融合炉には無くてはならないミノフスキー粒子がもたらした弊害、画期的な新型システムAMBACに対応するOSのバグなど、数多くの障害を乗り越え建造されたもの。
全部で2機作られた。カラーリングは山吹色。
型式番号:MS-04
設計:ジオニック社
建造:ホシオカ
頭頂高:17.5m
本体重量:31.2t
総重量:57.4t
全備重量:72.5t
ジェネレーター型式:ZAS-X7
ジェネレーター出力:953kW
出力(馬力):6,100Hp(約4,500kW)
スラスター総推力:43,000kg
180°ターン時間:3.8秒
装甲材質:超硬スチール合金
歩行最高速度:120km/h
作動温度:-85℃〜600℃
生命維持限界稼動時間:168時間
主な搭乗者:ミオン・ホシオカ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。