コンスコン(Conscon)
ジオン公国宇宙攻撃軍コンスコン機動部隊司令官で階級は少将。
ドズルの腹心の一人。
キシリアがガルマを敗死させた「無能な」シャアを重用していることに反感を抱くドズルの命令により出撃、チベ級重巡洋艦一隻・ムサイ級軽巡洋艦二隻およびリック・ドム12機からなる機動部隊で、サイド6から出港する地球連邦軍第13独立部隊に攻撃を仕掛ける。
しかし、驚異的なニュータイプ能力を発揮し始めたアムロが駆るガンダムを初めとする第13独立部隊の応戦により、リック・ドム隊は3分と持たずに全滅、ムサイ級巡洋艦クワメルまでもが沈められてしまう。
予想を超える甚大な損害と敵の圧倒的な強さに、彼は「化け物か?」と口走っている。
その後、ムサイ級一隻、リック・ドム6機の補給を受け、サイド6TV局が生中継する中、再び第13独立部隊と交戦するが、為す術もなく壊滅させられてしまう。
追い詰められたコンスコンは特攻を試みるも、それは叶わず戦死。
なお劇場版ではこれらの戦いは一つにまとめられている。
コンスコンはその呆気無い負け方から、ガンダム関連の書籍などでは「無能な将」という形で紹介されていたが、近年では「無能ではなくむしろ優秀であったが、それ以上に第13独立部隊の面々(特にアムロ)の成長が著しかったため敗れた」と言う設定に変わりつつある。
彼の実力は実力主義者のドズルの元で少将として戦力を預かっている点からも推察できる。
そもそも、単艦の敵に対し戦力を出し惜しみせず、当初から持てる全戦力を投入する判断は軍事的には極めて真っ当なもの(戦力の逐次投入は、軍事的には愚行中の愚行とされる)であり、彼が戦術の常道を踏まえた人物である事を証明している。

政治面でも有能であったらしく、南極条約締結の映像では、ジオン側代表の1人として出席している。
なお、シャアの着用しているマスクを見てなぜ人前でも外さないのかストレートに言及した唯一の人物である。
ミハル・ラトキエ(Miharu Ratokie)
ベルファストに住む少女。
幼い弟のジルと妹のミリーを養うために物売りの傍らジオン公国軍のスパイ活動を行っている。
ジオン公国軍でのコードネームはスパイ107号。

ホワイトベースの連邦軍編入に反感を抱き艦を降りたカイと出会い、スパイ任務を遂行しようとする。
その後、連邦兵に変装してホワイトベースに潜入し、スパイ活動を開始するが偶然にもカイに遭遇。
彼とアムロの会話からホワイトベースの進路を聞き出しジオン軍へ伝える。
その後マッドアングラー隊によるホワイトベースへの攻撃の際、自分の弟妹くらいの子供(カツ・レツ・キッカ)が艦内に居るを目の当たりにし、自らの招いた行為に驚愕する。
その後、罪滅ぼしとしてカイと共にガンペリーに乗り応戦、直撃を受けて自動での発射が不可能になったミサイルを自らの手で発射させ、ズゴック(劇場版はグラブロ)を撃破する事に成功したが、ミサイル発射の際の衝撃で身体が吹き飛ばされ、大西洋の海上に落ちて散った。
しかし、彼女の死はカイの心に強い影響を与え、ジオンという敵と戦う意味と、彼女の様な悲劇を繰り返さないために戦争を終わらせるという事を彼に教えたのである。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではホワイトベースがオデッサ戦よりも前倒しでジャブロー入りしたため、「ベルファスト編をオミットしたまま宇宙へ上がるのでは?」とファンに危惧されていたが、無事に登場を果たした。
内容はアニメ版とほぼ同じだが、ガンペリーで爆風に飛ばされた際に内壁に頭部を強打して絶命するという、凄絶な最期を遂げている。
なおアニメ劇場版でも、上映時間の問題から彼女のエピソードがカットされる可能性があった事を富野監督が当時語っている。


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ウラガン

2000年2月27日 人物辞典
ウラガン
ジオン公国突撃機動軍所属の軍人。
階級は中尉。
マ・クベの副官として常に付き従い、雑務をこなしていたが、マ・クベの「骨董品(壺)蒐集」という趣味には特に興味を示さなかった。
マ・クベの指示でラルにドムが届かないと虚偽の報告をした際に、愚直に任務を遂行する覚悟を示すラルを心の中で冷笑していた。
テキサスコロニーでの戦闘でマ・クベが戦死し、彼が「良い物」として寵愛していた白磁の壺をキシリアの元に届けるよう託されるが、マ・クベ戦死直後に周辺宙域でデラミンの指揮下に入る。
木馬への先制攻撃を進言するも、バロムの到着を待ち満を持して木馬を攻撃するというデラミンによって退けられる。
その後、バロムのチベがワッケインと交戦していると知り、救出に動いたところを逆にホワイトベースに先制されて均衡は一気に崩れ、デラミン艦隊は全滅、彼も戦死した。
結局、マ・クベから託された壺は、キシリアの元に届くことはなかった模様。

劇場版ではマ・クベが戦死しない関係で彼も戦死していない。
一年戦争終結直後のマ・クベの最期を描いた『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』には登場しておらず、消息は不明。


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ククルス・ドアン
東南アジアの島(一説には日本の長崎県五島列島とも言われる)に住む元ジオン兵。
ジオン公国軍の地球侵攻の折、自分の操縦するザクIIのマシンガンによる攻撃で意図せず子供達の親を殺してしまう。
その後に親にすがって泣き叫ぶ子供達をも殺せと命じられたが、それに従えず軍を脱走。
孤島にその子供達ロラン・タチ・クム・チヨと一緒に住み、農作業に勤しみつつ面倒を見ていたが、その間も子供達の親を殺してしまったことで夜ごと悪夢にうなされ苦しんでいた。
脱走時にザクを持ち出しており、作中ではそれを用いて島に近づく者は連邦・ジオンを問わず強制武装解除させていた。
ザクの性能を遺憾なく引き出す巧みな操縦によりアムロのコア・ファイターが撃ったミサイルを投石で撃墜したり(このミサイルの爆発でコアファイターも不時着している)、火器を持たずに丸腰で、かつての味方だった追っ手のジオン兵が乗るザクに格闘戦を仕掛け、ザクマシンガンで動力パイプと肩のシールドに被弾しつつも正拳突きでコクピットを直撃、撃破するという見事な戦いぶりを演じている。
ガンダムに搭乗して迎撃せんとするアムロを敢えて制して披露した彼の男気溢れる格闘戦は、ビーム兵器によるロングレンジ戦に陥りがちだったアムロにとって、サイド7で接近戦によってザク2機を撃破した初心に返れとでも言われたかの如き示唆に富むものであった。
その後、アムロはドアンの体に染み付いた戦いの匂いが追っ手を惹きつけていると言い、彼のザクがその元凶だとしてガンダムでザクを海に沈める。
アムロのこの行動に子供達は怒りを露わにするが、彼自身は戦いから解放されたため、子供達をなだめアムロに感謝している。

劇場版三部作では削られ、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でも採り上げられず(サイン会にて安彦氏は「捨て回」に過ぎないと語り、思い入れはない模様)、作画も低調とあって余り評価の高くない回ではあるが、同じく劇場版で削られた14話「時間よ、とまれ」などとともに気に入っているファンも多いエピソード。
また、先述の「ザク対ザクの格闘戦」に加え「ルッグンにぶら下がるザク」・「連邦軍の戦闘機」・「四つん這いでコアブロック換装」などのレアな見どころも一部で人気がある。
SDガンダム GGENERATION ADVANCEではザクIIの専用機を持ち機動武闘伝Gガンダムのドモン・カッシュの影響でシャイニングガンダム同様にスーパーモード化し通常時には出来ないキック、投石攻撃が可能、さらには攻撃を50%の確率で回避する「分身」の特殊能力を身につけた。


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クランプ

2000年2月25日 人物辞典
クランプ
ランバ・ラル隊の副隊長で、階級は中尉。
ラル同様ゲリラ戦の専門家でラル・ハモンの信頼も篤い。
ガルマの仇討ち部隊として組織されたランバ・ラル隊のNO.2として、ザンジバルやギャロップでハモンと共に指揮を執っていた。
本来は彼が隊の副官であるが、彼はハモンを立て補佐役に徹している。
降下してきたザンジバルが継続使用を許されず取り上げられたことに対しては不快の念を隠そうともしなかった。

ソドンの町では、ラル隊の他の面々と共に、アムロに対して好意的に接し大人の男を感じさせる。
その後、ラル隊を快く思わないマ・クベの作為によって補給が滞り、ラルはホワイトベースに乗り込んで白兵戦を挑むことを決断。
クランプもそれに賛成する。
この戦いでは、初めての白兵戦で混乱するクルーの隙に乗じてキュイからパーソナルジェットでホワイトベースに取り付き、ブリッジの風防へ時限爆弾を仕掛ける。
その時、窓の向かい側で彼に食ってかかるキッカを見て、軍艦に子供がいることに驚き、ガラス越しにミライへキッカを連れて避難するよう促している。
爆破で風防を破った後、ホワイトベース内部へ侵入しようとしたが、内側からの銃撃を浴びて戦死した。

安彦氏の新解釈では、開戦前の予備役時代はハモンの店「エデン」でウェイターを務めており、ランバ・ラルとも長いつきあいであることが描かれている。

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コズン・グラハム
ランバ・ラル隊の一員で階級は少尉、彼の率いるザクIIのパイロット。
ラルと共にホワイトベースを攻撃、その際にセイラの乗るガンダムを追い詰める。
しかし、深入りし過ぎたためアコースを撃破して駆けつけたアムロのガンキャノンによって乗機がパンチと足払いを受け、コクピット内で昏倒してしまう。
そのまま機体ごと捕獲され捕虜となったことにより、ジオン兵で初めてホワイトベースへ搭乗した人物となる。
彼の台詞により南極条約の存在を確認できる。

セイラにシャアの消息を訊ねられ「失脚し故郷に帰った」と伝える。捕虜となってからも態度はふてぶてしく、スキを見て奥歯に仕込んだ爆薬で独房の鍵を破壊し、ホワイトベースからの脱走を試みる(ホワイトベースの士官達が見習いや民間人だったため、身体検査のチェックの甘さが原因であった)が、逃げる途中に独房に入っていたセイラをジオンの人間だから味方だろうと考えうっかり声をかけたために脱走が発覚。
第2通信室から無電で木馬の戦力に関する情報を送信した(この際に彼が「ガンダム」他2機の連邦MSの名称を伝えた事から、以降ジオン側もその名称を用いている)。
その後セイラの追跡をかわしてエアロックのドアを施錠。
パーソナルジェットで悠々と逃げようとしたところ、オムルが放ったロケット弾の爆風でドアごと吹き飛ばされ砂漠へ墜落して死亡。
安彦氏の新解釈ではアムロの駆るガンダムがラルのグフによって損傷した所を捕獲しようとするが、カイのガンキャノンに倒される。
以降の展開はほぼ同じ。
またルウム戦役にもザクパイロットとして参戦しており、バズーカで次々と戦艦を墜としたシャアに自分の予備弾を譲ろうとするも
「余計な心配をせずにラルの分も働け」と戒められる。
(この時ラルはブリティッシュ作戦の非人道さに抗して軍を離れていた)。

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クラウレ・ハモン(Crowley Hamon)
ランバ・ラルの内縁の妻。正式な軍人ではないが、部隊内ではラルと同等の指揮権を持っている。
ランバ・ラル隊と共に地球へ降りてきた。
マチルダと並んでアムロが惹かれた大人の女性であり、彼に大きな影響を残した。

ラル達と砂漠の町ソドンを訪れ食事に立ち寄った店内で、ホワイトベースを脱走し離れていたアムロと偶然出会い、気に入って食事を奢ろうとする。

ゲリラ戦を挑んだラルの戦死を知り、怒りにまかせギャロップで突撃するが、ビームジャベリン(ビームライフル?)直撃を受けて機体は炎上、ブリッジを射出して辛くも脱出に成功した。

カスタムのノーマルスーツに身を包み、部隊の生き残りと共にホワイトベースへ特攻をかける。
本来はギャロップで牽引されていたカーゴにギャロップのエンジンを搭載し、爆弾を積んでホワイトベースに向けて突撃させることによりアムロの注意を逸らせマゼラトップで背後を取ることに成功したが、止めを刺そうとした瞬間、横から突っ込んできたリュウ・ホセイのコアファイターと激突し、彼と共に爆死する。

マ・クベに補給依頼をする際に、彼の狡猾な性格を鋭く見抜いたコメントを付けた的確な判断力、そしてラルの死後に見せた生き残り部隊への堂々たる指揮官ぶりなどからも能力は高く、ラル隊の全隊員からも信頼されていた。
ギャロップの最上部のブリッジにラルと共にいたり、出撃するラルとくちづけを交わすなど相思相愛ぶりを垣間見せてもいる。

なお、小説ではジオン・ダイクン及びギレンの元愛人で、ラルは3番目の男とされていたが、『モビルスーツバリエーション』では、ラルと出会ったのは一年戦争時とされ、一般的にはこちらが公式設定とされている。
安彦氏の新解釈では「かなり以前からの知り合い」となっている。

同じく安彦氏の新解釈で、彼女の過去も語られている。
ティーンエイジャーの頃に後にジオン・ダイクンの妻になる女性アストライアの勤める酒場「エデン」に年齢詐称の上で歌姫として出入りするようになり、この頃にラルと知り合ったと思われる。
その後、店を引き継ぐと共にラルの情報屋を務め、キャスバル・アルテイシア兄妹のジオン脱出行では自らガンタンクに乗り込んでザビ家・連邦軍双方の追撃をかわす活躍を見せた。

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クラウン

2000年2月22日 人物辞典
クラウン
シャアの下、同僚のコム、ジェイキューらと共に、大気圏突入直前のホワイトベースに戦いを挑む。
ホワイトベースの激しい銃撃で接近できずにいたところをシャアから「接近して叩け」と厳しく叱咤されている。
その後、ガンダムと戦闘状態となり、シャアの撤退勧告を聞き入れずに(ガンダムに妨害され帰投したくても出来なかったという見方もある)戦闘を続けた結果、コムサイに戻れないまま大気圏へ突入してしまい、シャアに助けを求めながら搭乗するザクIIと共に燃え尽きてしまう。
シャアは「無駄死にではないぞ」とガンダムを道連れにしたことを称えたが、これは直接ジャブローへホワイトベースが向かう事を防ぎ、ジオン勢力圏内に降下させる事になった事を示唆するセリフ。
なお、これ以降の「大気圏突入直前での戦闘」は定番のイベントとなる。
また、彼のザクは左肩のスパイクが4本になっている。

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ガデム

2000年2月21日 人物辞典
ガデム
ジオン公国軍の兵士で階級は大尉(少佐?)。
百戦錬磨の猛者だが、高齢のため最前線からは退き、補給部隊にて後方を支えていた。
ファルメル(シャア専用ムサイ)への物資及びモビルスーツの補給任務中にホワイトベースからの襲撃を受け、旧ザクで出撃してザク及び補給物資を放出した。
ガデムの搭乗した旧ザクは武器を持っていなかったが、自艦パプアを沈められた怒りに燃えてガンダムに挑んだ。
戦闘では射撃の回避及び格闘戦でのショルダータックルをお見舞いするが、ガンダムの性能の前にダメージを殆ど与えることが出来ず、逆にビームサーベルで機体を切断される。
慌てて脱出しようとしたが間に合わず、機体が爆発して戦死する。しかし、出来る限りの物資をムサイへ送り届けた事から、最大の目的である補給任務は完遂したと言える。

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ジーン

2000年2月20日 人物辞典
ジーン
デニム率いる偵察部隊の一員。
ザクIIでサイド7へ潜入。
地球連邦軍のV作戦によって製作されたMSの部品を目の前に戦功を焦り、偵察任務を放棄し攻撃を仕掛ける。
そして当時民間人だったアムロが偶然乗り込んだガンダムと対峙。
史上初の「モビルスーツ同士の戦い」を繰り広げるも、頭部の動力パイプを掴まれ引きちぎられる。
その後デニムの指示でスレンダーのいるサイド出入口まで逃げようとしたが、ガンダムのビームサーベルで背後から機体を真っ二つに切断され戦死。
史上初のMS同士の戦闘を行ったという名誉と、命令無視の上撃墜されたという不名誉とを同時に得る結果となった。
また、新兵とはいえ軍人でありながら、マニュアルを見ながら初めてMSを操縦する民間人(の少年)に負けたことから一般に彼の評価は低い。が、彼と上官であるデニムのザクIIによる攻撃でサイド7、及びホワイトベースに乗艦していた正規軍人は大多数が死傷。
また連邦軍が製作したMSの大半が破壊され、結果的にホワイトベース初期の運用とV作戦の方針に大打撃を与えたという意味ではその功績は多大という見方もある。
その一方で彼の若さゆえの先走りがアムロをMSに乗せて「連邦の白い悪魔」を生むきっかけとなったことから、ジオン敗戦の最大の原因を作った人物という見方もある。
彼の独断専行は、ジオン軍全体の「実力・実績主義」「個々の戦闘力(モビルスーツの性能も含めて)は優秀だが、統率が悪くチームプレイが弱い」象徴として引き合いに出されることもある。

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デニム

2000年2月19日 人物辞典
デニム
V作戦の偵察のためサイド7にザクIIで侵入した小隊の指揮官で階級は曹長。
スレンダーには待機を命じ、ジーンと共にスペースコロニー内へ侵入。搬入される地球連邦製のMS及び関連パーツを発見する。
しかし、ジーンが功を焦って攻撃に入り、偵察任務は一転して強襲となってしまう。
そしてアムロの操縦により稼動したガンダムによりジーンのザクが撃墜され、部下を殺された怒りに任せてガンダムに渾身の左回し蹴りを見舞おうとするが、一瞬早くビームサーベルでコクピットを貫かれ戦死する。
若いジーンを残して慎重なスレンダーと共に侵入していれば、サイド7偵察任務は滞りなく果たしていたと思われるだけに、彼の人選ミスが元凶という見方もできる。
逆に自分の目の届く所に置いていたという見方もできるが、どのみち部下を制止出来なかった指揮能力の低さにも問題があった。
シャアも「デニムに新兵が抑えられんとはな」と呆れていた(この台詞は一方で、彼がある程度の評価を受けていたことも意味する)。
小説版では階級が中尉となっており、功名に逸りザクでサイド内での戦端を開いたのもジーンではなく彼である。ジーンのザクを瞬く間に撃破したガンダムの性能に驚いてサイド7を脱出した後、ガンダムと戦闘するシャアを援護したところをビームライフルに撃ち抜かれて戦死、とTV版でのジーンとスレンダーの役割を独り占めするかのような、或る意味で美味しいとも言える役どころであった。
余談だが、TV版の放映が終了して暫く後に、サイド7へ侵入した3機のザクのパイロット名の由来を「スレンダーなデニムのジーンズ」というフレーズからまとめて採ったもの、とする俗説がマニア間でまことしやかに語られたことがあるが、こうしたことからも3人のパイロット名がジーパンからイメージされる言葉に由来するものであると思われる。

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マ・クベ

2000年2月18日 人物辞典
マ・クベ
キシリア・ザビ配下のジオン公国突撃機動軍大佐。副官はウラガン、部下にはクリンク・バイス・ラング・ヘイブなど。

ジオン軍の地球侵攻作戦では資源採掘地帯オデッサの基地司令となり、資源採掘・輸送、基地防衛などを統轄していた。
また占領地では、任務の傍ら骨董品蒐集に努めており、特に北宋期と推定される白磁の壺は彼の寵愛を集め執務室に多く並んでいる。
また基地の防衛に努める一方、地球連邦軍の副将エルランに内通を促すなど優れた策謀家としても活躍した。
このように軍人としての功績はあるが、計算高い性格の上に情が薄く、官僚的で政治的な駆け引きには長けるものの、任務達成のためなら手段を選ばない狡猾な印象が強い。
ただしその策はしばしば詰めが甘く、また失敗した際の備えも疎かであった。

ガルマ・ザビの仇討ちのため地球に降下したランバ・ラル隊にも、一旦は十分な補給を保証するものの、政治的な理由からその約束を反故にしたり、ソロモンから脱出して来た兵士たちを見捨てようとするなど、黒い三連星やバロム大佐から「前線に立つ兵士たちの気持ちが分かっていない」と批判を受けていた。
また、独自の軍服(というより階級章付きの私服に近い服装)を常用していることからも、その気質が武人ではなく(悪い意味で)文人に近いことがうかがわれる。骨董マニア。

鉱山基地の一つを督励に訪れたキシリアと共にモビルアーマー・アッザムを操縦してガンダムとの交戦を経験。
特殊兵器アッザム・リーダーで高周波攻撃をかける。
一旦はガンダムを出力低下に追い込むも、リーダーが破壊されるとあっさり敗退、キシリアの命で基地を将兵ごと爆破処分し、その隙に辛うじて逃走に成功した。

特殊部隊による「故意にレーダーだけを残した」破壊工作、ついでグフとドップの時間差攻撃でガンダム・ガンキャノンとホワイトベースを分断しての各個撃破作戦、さらにホワイトベースに「わざと無傷にしていたレーダー索敵によるドップからの避退」を許してメガ粒子砲陣地の射線上に誘い込み砲撃を浴びせる、という三段構えの周到かつ執拗な策で、ホワイトベースを大破着底させる鮮やかな知略を見せた。
しかし、ホワイトベース隊の苦し紛れの偽装工作に引っかかり、止めを刺すのを怠っている。

グフ+ドダイYS・ドップで編成されたクリンク隊に命じてマチルダ・アジャン中尉のミデア隊によるホワイトベースの救援阻止を謀り、空中からの猛攻でミデア隊だけでなくガンダムまで窮地に立たせる。
しかし、ミデア隊が運んできたGファイター+ガンダム・ガンキャノンの反撃でクリンク隊は全滅、結局ホワイトベース隊は救援を受けて立ち直ってしまった。
さらに、ドズル・ザビ配下のランバ・ラル隊には鉱山採掘の実態を知られないよう非協力的な態度で通し、キシリアが派遣してきた黒い三連星とも全く反りが合わず、結局彼らは独走の果てに撃破され、あたら優秀な人材と貴重なMS戦力を浪費してしまった。

地球連邦軍がオデッサ作戦を決行した時は、事前に内通していた連邦軍のエルラン将軍を裏切らせようとしたが、直前に内通は露呈、エルランの造反を頼って兵力を割いていなかった方面から防衛線を突破されてしまった。
最後の切り札として、南極条約で禁止された核による攻撃を示唆し連邦軍を恫喝。
レビル将軍が脅しに乗らないと見るや迷わず水爆ミサイルを発射したが、これはガンダムによって空中で弾頭部分を斬り落とされ、失敗に終わった。
マ・クベ本人は(将兵の大半を置き去りにして)マダカスカルで宇宙へと脱出。
その際に本国に送った十分な鉱物資源で「ジオンはあと10年は戦える」と豪語している。
しかしこの後半年足らずでジオンは敗北し、彼の言葉はただの負け惜しみとなってしまった。
ただ異説もあり、本国に送った鉱物資源はわずかな数量であり、残りはキシリアの突撃機動軍の拠点グラナダに隠蔽していたとも、彼が送った鉱物資源はデラーズ・フリートやアクシズひいてはネオジオンが抗争を行うときに用いた(この間13年)とも言われている。

その後、地球連邦軍によるチェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)によって陥落の危機に陥ったソロモンに対する救援艦隊の司令となり、グラナダを発する。
救援の途上、脱出してきたゼナ夫人(ソロモン基地司令ドズル・ザビの正妻)、ミネバ・ラオ・ザビ(同長女)の脱出ポッドを見捨てようとして、同乗していたバロムの諫言で渋々救出するも、ソロモンの救援という本来の目的はタイミングを逸して果たせずに終わる。
しかしこの時既にホワイトベースが掃討作戦に参加することを見越していたのか、バロムをグラナダへ戻るグワジンに残して自らはチベに移り、ソロモン撤退兵力の吸収任務に就く。
そこには後述されるシャア・アズナブルへの対抗意識と、中央アジア以来のガンダムとの因縁にケリをつけんとする彼なりの意地もあった。

テキサスコロニー近辺で専用の試作モビルスーツ・ギャンに搭乗。
ニュータイプの片鱗を見せ始めていたアムロ・レイの搭乗するガンダムとの一騎打ちをした。
この時マ・クベは小惑星を爆破したり、ガンダムを誘い込んだコロニーのエアロックに爆弾を仕掛けたり、コロニー内に浮遊機雷をばらまいたりといつも通り様々な策を弄した。
これはガンダムやその武装を確実に消耗させる理にかなう行為であったが、例によって詰めが甘く、かえってアムロを怒らせて闘志を高めてしまった。
この時、ゲルググに搭乗したシャアから加勢の申し出もあったが、キシリアに重用され始めていた彼を快く思っていなかったことから、これを断っている。

マ・クベはギャンで善戦したが徐々にガンダムにパワー負けし始め、ついにビームサーベル二刀流で左右から機体を切り裂かれ、戦死した。
その際、「いいもの」と評するほど寵愛していた白磁の壷をキシリアへ献上するようウラガンに託す有名な最期の言葉を残している。
しかし、その後行われた周辺宙域での戦闘によってウラガンがデラミン艦隊ごと戦死したため、この望みすらも果たされなかった。

シャアはマ・クベの戦死を「付け焼き刃(のパイロット)に何が出来ると言うのだ」と嘲笑し、またキシリアもかつては重用した彼の死を少しでも気に掛けたような描写は一切無く、マ・クベのテキサスコロニーでの死闘ばかりか、彼の人生そのものさえ全て無駄に終わってしまったと言えるだろう。

安彦氏の新解釈では与えられた職務に見合うよう階級が中将とされている。
美術・歴史等の文化全般に造詣の深いインテリ型の軍人へと拡大解釈されている。
そうした背景から、人類の今後の文化活動の中心を地球から宇宙に移動させようという理想を持っており、そのために地球の文化財を獲得するため連邦との戦争継続を願っている。
開戦初頭、ジオン軍の中でも地球寄りであったがために連邦との講和を全権委任されており、それを利用しようとするキシリア・ザビなどとの駆け引きも描かれている。
オデッサ作戦終盤では戦術核でレビル本隊を壊滅させようとするが、アムロのガンダムによって阻まれ、自らの責任において敗北を認める。
“敗れた場合は連邦の各都市に向けて核ミサイルを放つべし”とのギレンの密命を「(ジオニズムなど)白磁の名品一つにも値しない」と握りつぶし、自らMSギャンを駆ってグフ部隊と共に殿軍を務め、勇戦振りを見せた(アムロのガンダムとは直接戦っていない)。
そして黒海から砲撃を続ける連邦水上艦隊に単機迫り、これを道連れに壮絶な自爆を遂げた。
ウラガン等部下達の脱出を見届けた後、「いいもの」発言が最期の言葉となったが、死を強いられた状況での絶叫に近かったものとはかなりニュアンスが異なっている(単なるモノへの執着やキシリアへの偏愛ではないものになっている)。

■搭乗機
MAX-03 アッザム
YMS-15 ギャン
MS-07B グフ

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MS-06FS ザクIIカスタム(ガルマ・ザビ専用機)
地球方面軍総司令であるガルマ・ザビ大佐専用機。
通常のF型を発展させたこのMS-06FS型は、指揮官機としての性能をより重視した設計がなされていた。
S型同様、通信用のマルチブレードアンテナを装備しており、部隊内での作戦行動指揮、支援攻撃要請、補給部隊への連絡等、様々な指示を下す指揮統率機としての役割を担っている。
ガルマ機には、さらに特殊兵装として頭部に二連装バルカン砲が追加装備されていた。

GUNDAM Explanation?
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MS-06S 指揮官用ザクII(シャア・アズナブル専用機)
シャア専用ザクは、通常のザクに比べて3倍近い速度で移動すると恐れられた。
そのためシャアといえば通常の3倍と、よく言われる。
この解釈は、ホワイトベースのオペレーター、オスカー・ダブリンが、同艦に迫るシャアのザクを「一機のザクは、通常の三倍のスピードで接近」と報告したことに始まる。
「3倍の速度」を文字通りに解釈して等加速度運動の式を立てると、同じ距離の加速で3倍の速度を得る、もしくは同じ距離を3分の1の時間で移動するためには、初期状態が静止の場合、9倍の加速度が必要となる(同じ時間で3倍の速度を得る、もしくは同じ時間で3倍の距離を移動するためには3倍の加速度でよい)。
初期速度が正であれば、必要な加速度はさらに大きくなる。
もちろん、本当に3倍、あるいは9倍以上もの加速度にチューンされたザクでは、機体・パイロットとも耐久力が保つはずなく、実際は3割増し程度のスペックである。
安彦氏の新解釈でも、ルウムで他のパイロットがシャアの機動を見て「バーニア強化型でない普通の機体なのに何故あんなに速いんだ?」と驚く場面がある(しかもカラーリングや角をカスタマイズした彼の機体と同時期に、彼より階級の低い黒い三連星が高機動型ザクを受け取っている事から、シャアはわざと高機動型を避けて通常スペックの機体を選んだフシがある)。
また、例え同じスペックでも、操縦者の技量の差により、3倍程度の移動力・功績の差は必然的に現れるだろう。

「ルウム戦役でのシャアは、攻撃した戦艦をザクの脚で蹴る事によってその反動で驚異的な加速力を得ていた」と説明がなされている。
撃破した艦体は爆散の恐れもあるから、このような加速が可能になるのもシャアの危険を見極める判断力と卓越した技量あってこそといえる。
モビルスーツ戦において重要なのは、スペック的な速度差よりも、自機の視野を確保しながら効率的に移動することである。
さらに敵の視野を利用すれば、相手に3倍の速度差を感じさせる事は、十分可能であろう。
そもそも、通常の戦闘においては、周囲を索敵しながら進行するため、必ずしもスペック上の最大速度で進むわけではない。
この索敵能力にシャアがずば抜けている事が、3倍の速度差の要因ともされている。

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ザクII FS型(ZAKU II CUSTOM) MS-06FS
ザクII FS型は、ジオン公国軍の量産型MSである。
指揮官用カスタムタイプ・ザクIIカスタムなどとも呼ばれる。(型式番号:MS-06FS)

ガルマ・ザビ専用機としてよく知られる機体である。
従来のF型と大きく異なる点は頭部に4門のバルカン砲を装備したことで、S型が開発されるまでは主に中隊長に配備されていた(S型を扱う技量の無い指揮官が代用で用いたとの説も)。
ブレードアンテナは標準装備であり、通信機能も強化されている。
また、F型ではあるが陸上用ザクII並の地上適性能力もある。

なお、ガルマ専用機はパーソナルカラーのブラウンで塗装されていた。

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指揮官用ザクII(ZAKU II COMMANDER TYPE) MS-06S
指揮官用ザクII(ZAKU II COMMANDER TYPE)は、ジオン公国軍の指揮官用量産型MSである(型式番号:MS-06S)。

シャア・アズナブル少佐が搭乗した機体が最も有名であり、シャア専用ザクの名で知られシャアザクと略される事も多い。
主に中隊長以上の士官が使用したため、中隊長用、士官用などとも呼ばれるほか、型式番号からS型とも呼ばれる。
F型を元に指揮官やベテランパイロット用に推力を30%増すなど細部が改修された機体である。ただし、燃料タンクの増設は行われていないため、稼働時間は短くなっている。また、指揮官用に通信能力を強化するため、ブレードアンテナが標準で装備されている。

指揮官はパーソナルカラーに塗装することを許されており、その中で特に有名なのが、シャア・アズナブル少佐が搭乗した機体である。
シャア専用機は赤い彗星の名の通り全身を赤系統で塗装している。

型式番号:MS-06S
所属:ジオン公国軍
建造:ジオニック社
頭頂高:17.5m
本体重量:56.2t
全備重量:74.5t
ジェネレーター出力:976kW
スラスター総推力:51,600kg
装甲材質:超硬スチール合金
武装:
120mmザク・マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒートホーク 他
主な搭乗者:
シャア・アズナブル

シャア・アズナブルは、そのたぐいまれな操縦能力でザクIIの性能を限界まで引き出し、一般機(F型)と指揮官機の違いがあるとはいえ、「通常の3倍のスピード」と恐れられたほどの速さで専用機を乗りこなした。
余談ではあるが、シャアの搭乗した機体の中で、全く損傷しなかったのはこのシャア専用ザクだけである。

他にア・バオア・クー防衛ラインにおいて量産カラーの機体と戦列を組み出撃するシャア専用機に似た赤い機体の姿が見られるが、画像が小さ過ぎてこの機体がS型かは不明である。

安彦氏の新解釈ではオデッサ作戦前夜にジブラルタルでWBのガンダムやジム隊と交戦し、不意を突かれて機体が破壊された後、海に落下しそのまま機体は放棄されている。

「通常の3倍のスピード」というのはあくまでもシャアの操縦技術によるものであるという設定であった。
従って今日的解釈では「通常の3倍ぐらいに思えるスピード」というのが正しい(まともに機動性を3倍の尺度で解釈すると、本機は機動性のみガンダムすら遙かに凌駕するスーパーモビルスーツになってしまう)。
シャアは2本のスティックで自在に操っているので、他のエースパイロットでは扱えない。
一方でシャアのザクは「通常の三倍の速度を出せる性能を持っている」と解説した書籍も存在し、統一はされていない。

その他、「小隊巡航速度の3倍」という解釈なら「通常の3倍の速度」という表現はそのまま成り立つという解釈も出来る。
シャアがホワイトベース接近時のレーダーオペレーションでの会話のみに使用されていた言葉であり、レーダーで小隊単位での速度観測を「通常の速度」(小隊の移動速度は通常の軍隊で言うなら予め一定の定められた速度で移動するものである)とするなら、シャアの行う単独での全速突貫がその機体の特殊性と相まって数値的に小隊巡航速度の3倍の値で移動しているのが通例だったとするなら特に不思議な言葉ではない。

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ジオン公国軍の階級制度
軍人の階級は大きく「将校(士官)」と「下士官兵」に分かれ、「下士官兵」は更に「下士官」と「兵卒」に分けることが出来る。
将校には、士官学校を卒業した者、一般大学を卒業した上で任用試験に合格した者、准士官の中で選抜試験に合格した者などが任命され、基本的に、兵卒などによって編成された各部隊を率いて、任務を遂行することがその役目である。
なお、少将以上に昇進するには更に上級の各軍大学校を卒業する必要がある。
下士官は、基本的に兵卒が任用試験に合格した場合や、功績を挙げたために特進する場合などによって任命される。
その役目は、将校が任務を円滑に遂行するためのあらゆる手助けをすることである。一定年数を経ると免官になる。

准士官は下士官より選抜され、士官と同じ待遇と権利(ただし、士官の中では最低水準)をもって部隊長を直接補佐する。
兵隊の元帥とも呼ばれるこの階級は、曹長までと違い定年まで現役であり、何よりも努力次第で士官への路が開けることが大きい。

■部隊規模と指揮官の階級
准将 師団長(4個大隊 204機)
中佐 大隊長(4個中隊 51機)
大尉 中隊長(4個小隊 12機)
少尉・中尉 小隊長(3機)

モビルスーツ部隊を例にとって、部隊規模とそれを指揮する将校の階級を示したものである。
この上下1階級の幅をもって適用されるので、師団指揮官には大佐から少将、大隊指揮官には少佐から大佐、中隊指揮官には少尉から少佐、小隊指揮官には中尉から少尉のものが任命される。
また、宇宙艦艇の艦長は通常、大佐が務める。
連邦宇宙軍の場合、ルウム戦役で多くの指揮官を失ったため、時には大尉や中尉が巡洋艦の艦長を務めることもあった。
ジオン軍は、総司令官たるギレン総帥の階級が大将、実戦部隊の最高指揮官ドズル・ザビの階級が中将となっているため、将校を中将以上に昇進させることが難しく、権限に比べて階級は一つ低い。
そのため、中佐クラスから艦長を務める。

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MS-06F ザクII(ドズル・ザビ専用機)
もっとも有名なF型のカスタムタイプで、身長2mを超す巨漢であるドズル・ザビ中将が乗れるようにコクピット容積を大型化し、通常の物よりも大型のヒートホークを装備している。
また機体の淵に金色のエングレービングが施されている。
ドズルは本機に乗って前線に赴き、兵士たちを鼓舞した。
実戦に遭遇したとする記述もある。

F型とされているが、S型とする記述もある。
ルウム戦役の際にすでに実戦配備されている。

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MS-05 ザクI(黒い三連星専用機)
のちの黒い三連星が開戦以前より愛機としていた機体。
短い期間にダークグレー、ダークシーブルーなどの数回のカラーリング変更が確認できる。
その後の彼らはMS-06C、MS-06Sと機体を乗り換えるが、開戦後の0079年3月の教導機動大隊の特別演習ではレストアされブラック、パープル、グレーに再塗装された機体で演習に参加している。

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オルテガ

2000年2月10日 人物辞典
オルテガ
黒い三連星のメンバーで、一番の巨漢。階級は中尉。
面長の彼は、ヘルメットも特注の物を使用していた。

ガンダムにジェットストリームアタックをかけた際、3番目にガンダムに攻撃を仕掛けようとするが、マチルダ・アジャンの乗るミデア輸送機がフォーメーションの最中に突撃を敢行、彼のドムは体当たりされ、攻撃を阻まれる。
オルテガのドムは、ミデアの操縦席めがけて両手を組んで打ち下ろし、これを撃破。
しかしマッシュが戦死した事で二機は後退。
その後ガイアと共に再びガンダムに挑むが、Gスカイに乗ったガンダムにビームサーベルで胴斬りにされ敢え無く戦死する。
ガイア機と組み合ったガンダムを狙い停止したところを、上空からセイラ・マスのコア・ブースター(これが初陣であった)の攻撃によって戦死したとの説もある。

安彦氏の新解釈では、エリートであるシャアに強いライバル心をいだいており、ルウム戦役の後自分達よりシャアがテレビや新聞での扱いが良い事に激高してテレビを素手で破壊した後窓から放り投げるなど若干三枚目気味なキャラとなっている。
最後はアムロのガンダムに破れ、「すまん、マッシュ」と無念の思いを洩らしながら散る。

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