ジオン共和国の創始者ジオン・ダイクンの盟友。息子はランバ・ラル。
ダイクンの死後、政権を簒奪したデギンによってジオン公国が成立すると、その迫害を避けるためジオン・ダイクンの遺児キャスバル、アルテイシアとともに地球に逃れ、その保護者となった。
彼は、ダイクンの死をデギンの陰謀による暗殺であると主張し続けており、彼に養育されたことがその後のキャスバルの行動原理を決定づけたといわれている。
安彦氏の新解釈では権力を簒奪したザビ家への憎悪に凝り固まった偏執狂的な老人であり、息子のラルからも呆れられていた。
ラルの依頼によるハモンとタチの手引きでキャスバルやアルテイシアと共に船荷に隠れてジオンを脱出。地球に降りてマス家で暮らしつつキャスバルに対し人類のニュータイプへの覚醒やザビ家への憎しみを植えつける養育を施すが、アルテイシアは毒殺と復讐の話ばかり聞かせる辛気臭い彼を嫌い、話を聞こうともしなかった。
また、キャスバルとアルテイシアを引き取り、実の子のように可愛がっていたマス家の当主テアボロ・マスも幼い2人を無理矢理ジオンへの反攻に加担させようとする事を強く非難した。
しかし、その一方で彼らの亡命先はキシリアの諜報機関によって監視され続けており、アナハイムと手を結びジオンへ反攻を計画しているジンバを危険視したキシリアの命でマス家を暗殺者の一団が襲撃した際に、甲冑を着た暗殺者に刺殺された。

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http://ja.wikipedia.org/wiki/より抜粋。

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